千葉の谷戸にある鴨場

実家に帰省した際に個人的に面白い場所を見つけたのでシェアします。

千葉の台地には無数に谷戸があるのですが、まだまだ田舎で昔ながらの鴨猟が行われている場所があります。

個人で行っている鴨猟だそうで、谷戸奥の水が染み出るような場所に浅い棚田のようなものを作り、上に網を仕掛けておいて鴨が来たら落として捕まえるという方法です。

その鴨を呼び込むための棚田が生き物にとって非常に重要な場所になっていて、ヤマアカガエルの卵塊が1シーズンに数百と産み落とされるそうです。

たしかに鳥が休んだりエサを漁りに来てもらうにはそういった環境を作らないといけないですよね。ただ、管理を怠るとすぐにアシ原に変わってしまうそうです。

この棚田、谷戸奥の保全の形としてかなり理想的だと思いませんか?

 

こちらの写真は、もう使わなくなった鴨場を地元の自然保護団体が保全している様子です。

右側にある小さな小屋で鴨が来るのを見張っておくそうですよ。

このような風景をそこかしこの谷戸奥で見ることが出来ました。

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