5月5日に知人に紹介されたツバメの巣観察 その1を出しましたが、残念ながら続編を出すことなく、観察は終了になります。その巣は3回にわたって上部が壊れ、とうとう3回目の補修はせずに放棄されたようです。
一方昨年5月20日、ヒナが巣から顔を出した翌日早朝、何者かに巣を攻撃されて落とされ、ヒナもいなくなって放棄されたところに、新たな巣ができているのを奇しくも5月20日に気付きました。ご近所さんなので、3月終りからツバメが飛来しないか
見ていたのですが、5月に入っても全く気配がなく、もう諦めていました。なので、発見した時はもう抱卵中のようでした。
6月3日、その巣から待望のヒナが顔を出してくれました。まだ今日で4日目ですが、ヒナは5羽確認できました。親ツバメは頻回に給餌にやってきます。1日1日成長していくヒナたちが、無事に巣立つよう念じながら、観察を続けたいと思います。
5月20日 巣が作られ、しかも抱卵中であるのに気づきました
6月4日 前日の夕方、ヒナの嘴が巣から見えるのを確認し、この日はっきり見ることができました
まだほやほやのヒナたちです 声も小さいです
6月5日 まだ何羽いるのか確認できませんでした
親の頭は天井に着いています
6月6日 今日初めて5羽いることがわかりました
目も開いているようです まだ羽毛は生えている最中なのか、皮膚が露出しています
みんな元気がいいですね
この写真は昨年5月20日 カラスに襲われたのでしょうか 同じ場所ですが呆然とする親の姿は本当に気の毒でした 前日にヒナが顔を出してくれたばかりで、私もがっかりしました またこのような事態にならないことをただ祈るしかありません 自然界は食うか食われるかの厳しい世界です
5月27日 これは4月から観察していたツバメの巣でした 2度にわたる上部の崩壊にもめげず、3度目の補修した巣で抱卵中でした
5月30日 前日にまた上部が大きく壊れて、卵も落ちて割れていました 昨日も見に行きましたが、もう放棄されたのかツバメの姿もありませんでした。もしかしたら、耐久に問題があったのではなく、何かに攻撃されたのではとも考えます。知人の方が自宅のツバメの巣が、同じツバメに攻撃されて壊されたことがあると話していました。これから理由を文献などで調べることができたらと思います。ラブラブの夫婦だったのに残念です。
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一年を超える物語性の高い2つのドキュメントですね‥びっくりしたのとツバメさんたちの一途な姿、そして見守るtomikoさんの気持ち‥無事に育つことを心から願いたいと思います。
By:misakotn
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応援ありがとうございます。毎日巣が無事であることを確認するまでは、ヒヤヒヤドキドキです。ヒナが全部巣立っても、来年南から日本にやって来れるのは、1羽いればよいほうだと書かれているのを見ました。
そう思いますとこの親たちはすごい、エリートなんだなと思います。見ていても賢そうですし、尊敬の念を抱きます。できるなら、この親に足環をつけて来年も来てくれるのか、確かめたい気分です。
By:tomiko
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自然界は厳しいですね‥ムシですと本能オンリーで子孫を残すのでしょうけど、鳥となると頭脳を使うのでしょうね!
By:misakotn
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