小寒、大寒は名のみの今季、川名の谷戸では年が明ける前に(12月27日)早くもニホンアカガエルの卵塊が見られました。枯れハスの間で目にできたのは2箇所。その後は徐々に増えていました。
地衣類で見つけたコマダラウスバカゲロウ幼虫、前回は手のひらにのせて確かめましたが、今度は岩の表面でそのまま確認できたので、しつこくまた載せちゃいます。探す決め手はやはり大アゴです。
12月の終わりにアオキの葉裏で目立っていたウラギンシジミ、たぶん同じのが1月9日も同じ葉に静止していました。
谷戸の梅?の2メートル半ほどの高さの棘にモズのはやにえがあります。先月に見つけて撮った写真では、空抜けのシルエットからザリガニらしい(写真左と中)と思いました。2週間後には頭殻だけ(写真右)になっていました。ときどき突っついているのかな。
1月下旬の新林公園は紅梅はほころんでいたものの白梅はまだまだです。小池邸の前でいつも見るシロバナタンポポがもう咲いていました。
新林公園は湿地の木橋の修理のために一帯がフェンスで仕切られ、池の水も抜かれています。先月、大変な伐採作業が行われていた崖は10本近くの大きな木が根元を残して除かれていました。
イヌガヤはほとんど注目されない地味な木ですが、雄花が咲き始めています。
冬の虫探しの定番、ヤツデの葉をめくってみました。5,6ミリの虫がいました。カメムシ目ヨコバイ科クロスジホソサジヨコバイ。長すぎる名前です、全然覚えられません。意外に逃げ足が速くてボケました。
もう少しで立春、川名ではどんな生きものが見られるようになるでしょう。
——コメント——
アカガエル、広町も早かったみたいですが、12月とは早すぎますね。
By:kazunaritt
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そうなんです。10年来、谷戸に通っていますが、こんなに早いのは初めてだと思います。
By:nontaba
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