我家の玄関脇には「クチナシ」が植わっています。
なぜ「クチナシ」を植えたかは、全く覚えていません。
6月6日の朝、新聞を取りに玄関を出ると「クチナシ」が一斉に咲いていました。
【写真101】
お~、今日が咲き始めかと、鼻から息を吸い込みました。
良い香りです。
真っ白な花がきれいです。
【写真102】
でも、白い花の期間は短いんですよね。
すぐ黄色味が出てきて、濃い黄色になって落ちてしまいます。
我家の風物詩がもうすぐ始まるかなと思い、毎朝、新聞を取りに玄関を出るのを楽しみにしていました。
そして、今日6月9日の朝、新聞を取りに玄関を出ました。
おっ、あった、あった、ありました。
まだまだ小さいですが、確かにウンチがありました。
つい、興奮して手元が狂いピントが甘くなってしまいました。
白いのは「クチナシ」の花びらで、黒い点々がウンチです。
【写真103】
ウンチの主は「オオスカシバ」の幼虫です。
「オオスカシバ」は蜂のような格好をした蛾で、「クチナシ」が大好物で卵を産み付けます。
「クチナシ」の葉を裏返して確認してみました。
白い卵らしきものがありますが、すでに孵化して出て行った穴らしきものがあります。
【写真104】
葉の裏に孵化した卵があり、下に黒い点々としたウンチがあると言うことは、「オオスカシバ」の幼虫がどこかに居るはずです。
葉を裏返して探しますが、これがなかなか見つからないんですよね。
居た居た居た、ようやく見つけました。
1.5cm ほどの幼虫が居ました。
【写真105】
これが成長して大きな幼虫になるとともに、下の階段に落ちているウンチの小さな点々が、段々大きな点々になってくるんですよね。
今頃始まる我家の風物詩で、毎年「ふじさわ自然通信」に紹介しています。
ここの「ふじさわ自然通信」は2017年11月以降の分なので、過去の分を覗けば載っていると思います。
ちなみに、昨年は2017年6月13日でした。
これから「オオスカシバ」幼虫の成長が楽しみなんですが、玄関の階段のウンチ汚れ掃除と「オオスカシバ」幼虫の間引きが大変です。
秋山 孝
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