7月大庭の観察会に参加して

梅雨が明けず、霧雨の中の観察会でしたが、乾燥した晴天とは異なる生き物たちの、目を見張るような活発な動きが見られました。途中で雨も上がり、植物や昆虫、蛙などをゆっくり見ながら、教えて頂きながら、今日も楽しい観察会でした。
帰り道ではオナガの集団を長時間観察し、面白かったです。

ツバメ幼鳥 一番左の子が餌をもらいましたが、次もこの子がもらっていました。ちょっと不公平ではと思ってしまいましたが、ツバメ流の子育てがあるのでしょうか。

この蛹から、何の蛾が飛び出してくるのでしょうか。教えて頂きたいです。

コバノカモメヅル ガガイモ科カモメヅル属つる性の多年草
他の草などに巻き付いて高さ2mから3mほどになるそうです。

ヌマガエル 一斉にオタマジャクシからカエルになったようで、至るところで見られました。

ヌマガエル お腹の色を確かめました。団員さんの手のひらに乗せてもらって、うっとりしているみたいですね。本当は死んだふりをしているのです。元気に戻って行きましたのでご安心を。

エンマコオロギの幼虫でよいでしょうか。

ヒメギス♂

オナガ 親から餌をもらう子供。

オナガ  「母さん、足りないよ。もっとちょうだいよー」といっているみたいですが、体は親よりも大きいくらいです。

オナガ 全体の数は10羽以上いましたが、静かにしているとどれが親だか子供だかわかりません。中にはまだ尾が短い幼鳥や、頭が灰色っぽい、はっきりわかる幼鳥もいました。しかし、繁みの中や枝被りで写真は撮りづらいです。

ムクドリ親子 「もうあんたも大きくなったのだから、自分で食べ物を採ることを考えなくては駄目よ、わかってるの」とお説教されているようです。子供の表情が不服そうに見えました。

キアゲハ 午後は途中から風が強くなってきました。そんな中、風に翻弄されながらアザミにしがみつくように蜜を吸っていました。こうして蝶になって大空を舞えるのは、かなり幸運な星の下に生まれたエリートさんだと思います。栄養をとって次の命を無事にバトンタッチできますように!
今日もたくさんの生き物さんから、いっぱい刺激と元気をもらいました。みんな生きるための知恵を働かせています。いつもすごいなあと感心するばかりです。
次回9月の観察会を楽しみにしています。ありがとうございました。

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