夏の猛暑を引きずって9月になった新林公園、ゴンズイの果実が弾けて鮮やかに目を引くようになりました。
谷戸の上旬、今は不耕作で茂り放題の草はらをツルマメが覆い尽くしていました。ツルマメは大豆の原種とか、5ミリほどの花はなかなかの美人さんです。
9月16日の新林公園です。池の端の植栽になにやら妖しきもの【1】
これは蛾かなあとまずは写真を【2】
その瞬間、蛾らしきものの向きが変わった!と思ったら、なんと!【3】
ハラビロカマキリにがっちり捕えられていました。カマキリは、即、ムシャムシャ齧りだしました。後でPCの画像を見て、ハラビロカマキリが写真1と2にうっすらと写り込んでいたのに気づきました。虎視眈々と狙っていましたね。蛾はコウモリガと判明。それでぶら下がり体勢だったのかも。
この後、新林公園でもう一つ出会いがありました。植栽にイモムシらしきものがヘクソカズラにいたので姿を見たくて蔓を少し引っぱり出しました。可愛い顔?のクワコでした。
蔓にむかって薄く糸を吐いているところを見ると、これから蛹になるための繭づくりの第一歩かしら。クワコ(桑子、野蚕)は絹糸をつくるために家畜化されたカイコの祖先だそうです。このヘクソカズラは植栽に紛れていた桑の幼木に巻きついていました。(5日後の公園では植栽がさっぱりと刈りこまれていました、あああ)
9月18日、谷戸のハゼノキの紅葉が始まりました。秋です。
そして、9月21日の新林公園のミニ栗林の隅っこ。タブノキの幼木はアオスジアゲハ幼虫で賑わっていました。
さて、彼岸過ぎたら・・急に涼しくなりました。谷戸で夏の終わりの挨拶をしてくれたのはだれでしょう?
コイチャコガネでした。ではまたね~
——コメント——
私はゴンズイの実をしっかり見た経験がないので、今秋の散歩の目標にします!ツルマメは大庭にもたくさんあります。可愛い花と思っていたけれど、こうやってアップで見るとなるほど美人です。
カマキリは完全に葉の色に同化してたのですね。スゴイ場面に遭遇!
クワコも初見です。カイコに似てますね。でも頭でっかち。早く繭を作って隠れないと鳥に狙われそう‥
アオスジアゲハの幼虫も頭でっかちね!
コイチャコガネ‥はい、さようなら〜
By:misakotn
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コメントありがとうございます。記事には何気なく書きましたが、クワコの運命は獲物になる前にヘクソカズラの蔓ごと終わったと思います。
By:nontaba
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