7月上旬は雨続きもあってほとんど外出しない日々のあと、10日過ぎに谷戸を歩いたときに谷戸特有の地衣類が覆う砂岩にふと目を凝らしてみました。
谷戸を長年歩いているのに、そして、いかにも居そうな雰囲気なのになぜか今まで一度も探してみなかった白いコケ擬態のシラホシコヤガ幼虫。
ちょっと違和感を覚えたモノをそっと剥がしてメモ帳にのせてみました。すると、イヤイヤするみたいにくねくね動きます。やっぱり本物のシラホシコヤガ幼虫でした!写真はぶれちゃいました。表面のコケを剥がしたらどんなイモムシなのかしら?でも、それはやってみませんでした。
20日過ぎの新林公園。田んぼの稲が50㎝くらいに育っていました。立札に「村小水田おやじの会」と書いてあります。
冒険広場から山道に上るところにシシウドだと思いますが、レースのような美しい花を咲かせていました。
その近くのタブノキ幼木では1㎝に満たないアオスジアゲハ幼虫がお食事中でした。
新林公園駐車場近くに群生するイタドリの葉でヒメジャノメが睦んでいました。
イタドリの葉陰は絶好なペアリングの場所?色も大きさも目立つアカボシゴマダラが2ついる?と思ってしばらく見ていたところ、どうもそうじゃないみたい。下側の一方はさかんに翅をパタパタさせるけれど、上のほう(雌?)は頑なに翅を閉じています。つまり、拒否しているってことかしら?
残念でした!
ここにはシラカシが多く植えられています。そのほとんどがおそらくカシノナガキクイムシの被害で幹から樹液を出しています。それを長い口吻でゴマダラチョウが吸っていました。
隣りのシラカシではコガタスズメバチが根元から上へとざっと数えて10匹くらい忙しく行ったり来たり。鉢合わせ?なにやら打ち合わせ?していました。
アカボシゴマダラやサトキマダラヒカゲやカナブンも来ていますが、恐いので早々に退散しました。カメラの記録温度が34℃の新林公園の昼下がりでした。
コメント
nontaba さん、新しいホームページに初投稿ですね。おめでとうございます。
「シラホシコヤガ」の幼虫始めて見ました。
見ても白い苔と思って気にしませんね。
「アカボシゴマダラ」面白いですね。
秋山 孝
ホントよく見つけられましたね〜34°cの中で!さすがです。イネも育って、ミソハギ(?)やシシウドも咲いて夏真っ盛り❗️大庭でもアオスジアゲハはよく見かけます。でも幼虫まではなかなか見つけられません。チョウの口吻‥使用する時だけこのように伸ばすんですね!当たり前のことですけど、改めて今思いました。ありがとうございました😊