12月23日の朝、遊水地を散歩してきました。
今朝は寒かったですね。
この冬一番の寒さのような気がしました。
ニットボーをかぶり、手袋もして行きました。
遊水地は、雲一つない青空が広がってました。
そこに太陽がまぶしく輝いていました。
空気はえらく冷たいけど、川風が無く日差しがあるので助かります。
写真をクリックすると、大きく見れますよ。
葦原に動くものが居ます。
たぶん「オオジュリン」でしょう。
ズームアップすると、やはりそうでした。
葦原の根本付近を見ると、霜で白くなってますね。
今年始めて見る霜です。
おっ、そこに「オオジュリン」が降りてきました。
草むらに「ホオジロ」のオスが飛び込んできました。
快晴で太陽が輝いているんだから、日陰ではなく日向に出てきて来れれば良いのにね。
おっ、少し離れて「アオジ」のメスも居ました。
あっ、久しぶりに「ゴイサギ」が居ました。
「ゴイサギ」の好きな場所が何ヵ所かありますが、ここはその一つです。
ふと下流方向を見ると、中流域に「オオヒシクイ」が居ました。
定位置の下流域から登ってきたようです。
私も中流域に移動しました。
「オオヒシクイ」は首を伸ばして、凛とした姿で居ました。
凛としていたのに、突然頭を掻き掻きしだしました。
「オオヒシクイ」が何故か、枯れ枝をかじり始めました。
何してるんでしょうね。
口をズームアップしてみると、歯が生えてるんですね。
知りませんでした。
「オオヒシクイ」が泳ぎだしました。
写真を見ると、下半分が薄氷に覆われているのが分かりますね。
今年の初氷です。
カメラのズームを引いて撮りましたが、
広い水面で優雅に泳ぐ「オオヒシクイ」を撮ろうとしたんです。
でも、何故か「オオヒシクイ」に落ち着きが無くなってしまいました。
右に行くかと思ったら、突然左に行ったり、
向こうに行くかと思ったら、急に向きを変えたり、
全く落ち着きがありません。
これじゃ写真に撮れません。
どうしたんでしょうね。
ようやく気が付きました。
遊水地の隣は境川が流れています。
「オオヒシクイ」の居る場所の、境川では護岸工事をしています。
そのため、重機が激しい音を立てています。
「オオヒシクイ」は、その騒音が気になるんじゃないかと思います。
広い水面を優雅に泳ぐ「オオヒシクイ」を撮ろうとしましたが、
これじゃダメですね、あきらめて先に進みましょう。
そこを離れて少し行くと、上空に「オオヒシクイ」が現れました。
ビックリ。
そうか、騒音に我慢できず、飛んで他の遊水地に移動しようとしているようです。
また戻っておいで。
いつも「オオヒシクイ」が居る下流域を、ボーっと眺めていました。
すると、何か黒い鳥が浮いています。
何だろうと、カメラを向けてズームアップ。
あっ、「キンクロハジロ」のメスだ。
今季初登場です。
オスも一緒に来ればよいのにね。
いつまで居てくれるかな。
「ゴイサギ」が居たところに戻ってくると、
「ゴイサギ」の代わりに「ダイサギ」が居ます。
「ゴイサギ」は「ダイサギ」に追い出されたようですね。
その近くに「ゴイサギ」の好きな場所があるので、そこに移動してました。
「セッカ」は留鳥ですが、ここでは冬鳥のような印象があります。
冬になると姿を現します。
以前から何度も鳴き声は聞いてますが、全く姿を見せてくれません。
今日、ようやく目の前に姿を見せてくれたではありませんか。
昨晩、仏壇にお線香をあげたとき、
「セッカ」に、私の前に現れるように伝えてよとお願いしたばかりです。
そのせいかな、有難う。
今日は、「ゴイサギ」に会え、「キンクロハジロ」に会え、「セッカ」にも会えて、
満足満足。
寒さなんか吹っ飛んじゃいました。
秋山 孝
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