公園へ入ると、来ていた方に、ハクビシンが居る、と教えていただきました。
行ってみると、樹の高い枝に乗っていて、枝の隙間から顔が見えました。
白い鼻筋がクッキリ。確かにハクビシンです。
街中に居る、といのはよく聞きますが、本当なんですね。ビックリ。
初めて見ました。
場所を変えると、体全体が見えました。
枝にくっついて、じっとしていて、時々顔だけ動かします。
かなり長く同じ態勢で居ましたが、
カラスが2羽やって来て、激しく鳴きたて、追い払おうとします。
それでもしばらく動かずにいたのですが、あまりのしつこさに、
これはたまらんと、奥の方へ消えていきました。
園内のあちこちで、カルミアの花が咲いています。
この花、ツボミはコンペイトウのように、ツンツンして可愛い形です。
開くと、このツンツンは花弁の外側になって、窪みになっています。
咲き出したばかりの時、雌蕊は真ん中にピンと立っていて、
雄蕊はみんな、くるんと丸まって、頭をこの窪みに突っ込んでるんです。
咲き進むと、雄蕊も立ってきて、葯が見えてきます。
自家受粉を避ける仕組みだと思いますが、面白い花です。
大庭では、オカタツナミソウが咲き始めていました。
市内では、見られる場所が限られる花の1つです。
林縁ではあちこちでスイカズラが花盛りに。甘い香りが楽しめます。
林縁の脇の空き地にキツネアザミが1株。
最近大庭であまり見なくなった気がします。
アカサシガメ、ホオズキカメムシ、ヤハズカミキリ、フクラスズメの幼虫など、
虫たちも賑やかになってきました。
——コメント——
「ハクビシン」は夜行性と思ってましたが、昼間にもいるんですね。
秋山 孝
By:湘爺
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本来、夜行性のはずですから、昼間はどこか見えないところで休んでいるんだと思います。
このハクビシンも、じっとして、休んでいる感じでした。
ちょっと場所を間違えたんですかね。
たま~にフクロウも、真昼によく見える枝でウトウトしてたりしますよね。
アライグマは特定外来生物ですが、ハクビシンは在来種説もあるそうで、
農業被害は甚大でも、特定外来にはなっていないようです。
By:tomy
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カルミアの花、可愛くて面白いですね〜
ハクビシンは隣の遊歩道で2度ほど見かけたことがあります。この辺りではぶどうやみかんを食べるのでとても嫌われています。でも我が家のみかんは酸っぱいので食べません。
By:misakotn
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ハクビシンは、やっぱり住宅街に出没しているんですね。
自宅周辺では見たことがありません。
東側の空き地なんて、竹やぶや草でモサモサなのですが・・・。
目に入らないだけで、居るのかも知れませんね。
By:tomy
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