10月観察会報告 植物

前日のビックリするような寒さも和らいで、初秋らしい穏やかな日になりました。
観察路からは良く見えない、民家の庭で咲いていたのでしょうか、何度か、かすかにキンモクセイの香りが漂ってきました。
いい香り、と思いながら、秋の花々や、色づいてきた実を楽しみながら、のんびり歩きました。

花や実の見られた植物
ノブドウ(実)、ノイバラ(実)、カントウヨメナ、ツユクサ、マルバツユクサ、ミズヒキ、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、クサギ(実)、ソクズ、カラスウリ(実)、ミゾソバ、キンエノコロ、コヒルガオ、ヒメジソ、サンカクイ、コガマ(実)、ヒメマツバボタン、アキカラマツ、セイバンモロコシ、ツリガネニンジン、アレチヌスビトハギ(実)、コマツヨイグサ、ユウゲショウ、セイヨウタンポポ、オオニシキソウ、コニシキソウ、オギ、ススキ、イヌタデ、ヒメジョオン、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、アキノノゲシ、ノゲシ、ヒレタゴボウ、ジュズダマ(実)、ヘクソカズラ(実)、エビヅル(実)、コブシ(実)、ブタナ、コブナグサ、イヌコウジュ、ヌカキビ、シマスズメノヒエ、アメリカスズメノヒエ、メリケンカルカヤ、マルバルコウ、ヌスビトハギ(実)、フジカンゾウ(実)、エノキグサ、クワクサ、ハナイバナ、ウリクサ、ザクロソウ、クルマバザクロソウ、ワレモコウ、カタバミ、ヒロハフウリンホオズキ、アオツヅラフジ(実)、ホドイモ、クコ、トキリマメ、ノダケ、コブシ(実)など
写真を撮ったものから

集合前に林縁で
ソクズの花 まだ咲いていてビックリでした

カラスウリの実

鮮やかになっていた、クサギの実

ノイバラの実は色づき始め

ノブドウの実も色づき始めていました

集合場所へ向かう途中で、1株だけ咲いていた、ツリガネニンジン

最近市内であまり見かけなくなった、アメリカスズメノヒエ。 穂がv字型です。

カツラの葉がきれいな色合いになってきました。

谷戸へ向かう途中で、マルバツユクサ。 大きな丸い葉ですが、花はずいぶん小ぶりです。

コブシの実 まだ綺麗な色を残していました。

実がきれいで、可愛くて、好きな、コミカンソウ。

クルマバザクロソウ  葉の形がザクロの葉に似ている、というのが名前の由来らしいです。

畑地に咲いていたヒメマツバボタン。 小さいけれど目立っていました。

毎年葉っぱだけで、花が無いねえ、と言っていた、ワレモコウが、今年は花を咲かせていました。

参加者が見つけて聞かれたのですが、とっさに名前が出てこなかった、ホドイモ。
久し振りに見ました。

ホオズキの逸出かと思いましたが、やはり参加者の方が検索してくださり、ヒロハフウリンホオズキでは、ということに。
私は見たことがなかったのですが、県の植物誌をみてみると、市内でも採集されていました。

アオツヅラフジの実も色づき始めていました。

谷戸へ入ると、嬉しいことに、ノダケの花が咲いていました。 あまり見られない季節の花。
株数も増えていて、あら~、という感じでした。


ハチが蜜吸いにきていました。 ノダケにハチ、というのも初めてみました。

谷戸の中はヒメジソがたくさん。 だいぶ咲き進んでいました。

ミゾソバも花盛りです。

ミゾソバの上にモワモワっとコガマの綿毛。

セイタカアワダチソウもあちこちで花盛りでした。

植物ではありませんが、見かけた昆虫たち
草地にちょこんと居たヒナバッタ

実生の小さなエノキの樹の葉で、産卵行動をしていた、アカボシゴマダラ。

去ったあとで、葉上を探してみると、小さな卵がありました。
アカボシゴマダラの卵って、初めて見ました。

オジロアシナガゾウムシがたくさんいました。
なんか可愛くて好きな虫です。

よく見かける、ヒメジュウジナガカメムシ

ホタルがも最近よく見かけます。 お腹の方が見えると、とてもきれいな青色なのですが・・・。

ギンヤンマがたくさん飛んで、産卵行動をしていました。

すぐ近くにアオモンイトトンボが2頭。ユラリユラリと飛んで、時々止まります。

みなさん撮られていましたが、この秋初めて見られたノスリ。 まだジョウビタキも見ていないので、初めての冬鳥です。

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