大庭自然探偵団観察会報告(9月:大庭地区)

2021年9月12日、大庭自然探偵団の自然観察会が行われました。
今回の自然観察会は、大庭地区です。

今日見聞きした野鳥は以下の20種でした。
カワセミ、カイツブリ、カルガモ、オナガ、メジロ、シジュウカラ、キジバト、
ヒヨドリ、ヤマガラ、モズ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ、イソヒヨドリ、
コサギ、アオサギ、イソシギ、カワウ、ハシブトガラス、ハクセキレイ。

虫の主なものは以下の通りです。
ルリタテハ、ウラギンシジミ、ヒメウラナミジャノメ、キタテハ、ウラナミシジミ、
アゲハ、ナガサキアゲハ、カラス上げは、ヤマトシジミ、アカボシゴマダラ、
モンキアゲハ、シオカラトンボ、オジロアシナガゾウムシ、トビナナフシ、
オンブバッタ。コメツキムシ、ショウリョウバッタ、テントウムシ幼虫、キイロスズメバチ、
オオスズメバチ、ホシホウジャク、ツチイナゴ など。

その他
アマガエル、ヌマガエル、ウシガエル?、ミシシッピアカミミガメ(黒化)

植物は宜しくお願いします。

写真に撮れたものを中心に観察会の様子を紹介します。
他の人も、気になったものがあれば紹介してください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
早めに家を出て、親水公園の駐車場に車を止め、散策しながら集合場所に向かいました。
集合場所に行くまでに、様々な生き物に出会いました。
順番に紹介します。
「アマガエル」と小さな「カタツムリ」が居ました。
明け方雨が降ったようですからね。

【写真101】

【写真102】

蛾が居ました。
特徴的な模様なので調べてみると「ホソオビアシブトクチバ」でした。

【写真103】

「モズ」の高鳴きが聞こえてきました。
探すと、遠くの木に居ました。

【写真104】

木のてっぺんに「アオサギ」が居ました。

【写真105】

「シオカラトンボ」のメスが居ました。

【写真106】

黒い蛾の幼虫が道を横断していました。
「セスジスズメ」の幼虫です。
この幼虫に、ここで三回遭遇しました。

【写真107】

川を覗くと「ミシシッピアカミミガメ」の黒化したのが居ました。

【写真108】

カエルが居ました。
調べてみましたが、「ウシガエル」の子供じゃないかと思いますが、どうでしょうか。

【写真109】

ようやく集合場所に到着しました。
続々と参加者が集まってきます。
8月は夏休みで無かったから、久しぶりで皆楽しみに来たようです。
最初に注意事項などを話して、観察会開始です。
最初は裏門公園からです。
裏門公園の覗き窓から中を観察する参加者たちです。
ずいぶんたくさんいますね。

【写真110】

中を覗くと「カワセミ」がいました。メスです。

【写真111】

「ルリタテハ」が翅を広げているので、撮ろうとしたら翅を閉じちゃいました。
しばらく待ちましたが、頑として開いてくれません。
開くことなく飛んで行ってしまいました。意地悪。
翅を閉じると、雰囲気が全然変わっちゃいますね。

【写真112】

裏門公園を後に、城址公園に移動しました。
城址公園の林縁を観察する参加者たちです。

【写真113】

「ジョロウグモ」が居ました。
最近、数が減って、サイズも小さくなったような気がしますが、気のせいかな。

【写真114】

水田地帯に出ました。
稲の穂がだいぶ垂れ下がってきました。
水田地帯で観察する参加者たちです。

【写真115】

「ショウリョウバッタ」の褐色型が居ました。

【写真116】

水田に動物の足跡がありました。
「タヌキ」か「ハクビシン」じゃないかと思いますが、どうでしょうか。

【写真117】

オレンジ色っぽいイトトンボが居ました。
調べてみましたが、良く分かりませんでした。何トンボでしょうか。

【写真118】

イナゴが居ました、「コバネイナゴ」だと思います。

【写真119】

水田地帯を抜けて、親水公園に出ました。
散策する参加者たちです。

【写真120】

カメムシが居ました。
割とよく見かける「キマダラカメムシ」です。

【写真121】

「アマガエル」が桜の木を登っていました。

【写真122】

ニラの花に「コアオハナムグリ」が居ます。
もう一匹小さな虫が居ますが、何か分かりません。

【写真123】

毛虫が居ました。黒い体に黄色の毛です。
調べてみると「モンクロシャチホコ」でした。

【写真124】

「ヤマトシジミ」が交尾中でした。
そっとしておきましょう。

【写真125】

トックリバチのような蜂が飛んでいました。
調べてみると「スズバチ」でした。
鈴のような巣を作るそうです。

【写真126】

川を覗くと「コサギ」が居ました。

【写真127】

遊水地の木道を散策する参加者たちです。
終盤に雨が降ってきました。

【写真128】

蜘蛛が居ました。
「スジブトハシリグモ」か「イオウイロハシリグモ」のどちらかだと思います。
「スジブトハシリグモ」の可能性が高いようです。

【写真129】

この蜘蛛は巣を守っています。
巣の中には沢山の赤ちゃん蜘蛛が居ます。
トリミングして拡大しました。

【写真130】

最後に、今日のまとめをして解散しました。
今日は曇り空で時々雨がパラつきましたが、参加者たちは気にもせず観察に夢中でした。
次回は10月10日で、観察場所は遠藤地区です。
今から楽しみですね。

秋山 孝

 

コメント

  1. 小口 より:

    おぐちです。
    写真118のイトトンボはアジアイトトンボの♀かな?
    サイズ感がわかりにくいのでちょっと難しいですが・・・
    そしてキマダラカメムシは増えているんですね。
    逗子ではまだ見ません。侵入は時間の問題なのでしょうが。

    • 湘爺 より:

      【写真118】は「アジアイトトンボ」のメスでしたか。
      おぐちさん、ありがとうございます。
      「キマダラカメムシ」は長崎県で発見された外来種で、台湾原産と考えられていて、国内に定着し分布域を広げていると言われているそうですね。
      「キマダラカメムシ」は最近よく見かけます。
      今朝、引地川を軽く散歩しましたが、あちこちの桜の木に「キマダラカメムシ」の幼虫がたくさんいました。
      後で、散歩の様子を投稿する予定です。
      逗子ではまだですか。

      秋山 孝

タイトルとURLをコピーしました