植物の活動で用田方面へ出かけました。 サラシナショウマを確認しようと向かっていると、
途中の草地に、地味な枯れ葉色のイトトンボ。
羽の縁紋がずれているので、オツネントンボでよいかな、と思います。
以前新林公園でホソミオツネントンボを見た時に、斑紋が重なっているかどうかが、
オツネントンボとの区別点、と小口さんに教えていただきました。
オツネントンボ、初めて見ました。
ヒョロヒョロと飛んで、一瞬見失いましたが、ちょっと先にもう1度止まりました。
何か小さな虫を捕えて、口にくわえている感じでした。
今日の目的はサラシナショウマ。少し株数が減っていましたが、きれいに咲いてくれていました。 市内で見られるのはここだけ。無くならないで欲しい花です。
林床にツクシのような植物ポコポコ。薄茶色はアキザキヤツシロラン、
色黒なのは、クロヤツシロランの実です。どちらもスギ林や竹林に出る腐生ランの仲間です。
弾けて種が飛んだあとの様子
林縁でサルトリイバラの実が素敵に下がって、
トキリマメの実も鮮やかな色に。
目的のもう一つだった、リュウノウギクも咲き始めていました。
市内では見られる場所が限られる植物の1つです、
コメント
おぐちです。
こちらのイトトンボ、ホソミイトトンボといいます。この個体はメスですね。
私が茅ケ崎にいたころにはほとんどいなかったんですが、最近、急激に増えてきております。
こちらも成虫で越冬します。
小口さん、有難うございます。
ホソミイトトンボ、というのは聞いたことのない名前ですが、
実は、今朝ほど、一緒に見たお仲間から、
「詳しい知人に見てもらったところ、ホソミイトトンボの越冬型ではないか、と言われた。」
とのメールがありました。
急いで図鑑やネットをで見てみると、オツネントンボやホソミオツネントンボとは、
羽の縁紋の形がだいぶ違いました。
今まで、越冬するイトトンボはオツネントンボ2種だけだと思っていましたが、
これも成虫越冬するんですね。
最近急激に増えているんですか。 これから見かける機会が増えそうですね。