植物の活動で、少年の森から笹窪谷へ歩きました。
バス停から歩き出すとじきに、道に大きな幼虫。 クロメンガタスズメの終齢幼虫でした。
ブツブツと小さな突起がたくさん付いた、クルッと巻いた尾角が特徴のよう。
何だか可愛い~・・・。 蛹になる場所を探して動いているようです。
少し行くと、路傍のユウゲショウに、また大きな幼虫。 今度はコスズメの幼虫でした。
ブドウ科、アカバナ科を食べるようです。白い大きな斑紋が目玉のように見えます。
まとまって発生したところなのか、ナカグロクチバがいくつも居ました。
少年の森のフェンス脇にサクラタデが咲いていました。シロバナサクラタデはあちこちで見ますが、サクラタデはめったに見ないので、みんなで、「あら~、」と喜びました。
花が一回り大きくて淡いピンク色。きれいな花です。
笹窪へ向かう林縁で、真っ赤になったゴンズイの実。ツヤツヤの黒い種が見えていました。
途中の畑の上空をチョウゲンボウが2羽。 時々絡むように飛んでいました。
谷戸へ入ると、いつの間にか、ミゾソバやアキノウナギツカミが花盛りになっていました。
ヒメジソも今が花時、たくさん花穂を伸ばしていました。
開園した公園内の湿地に、ヒンジガヤツリがいくつも顔を出していました。
これまで笹窪谷になかった植物。
イシミカワの実もきれいに色づいてきました。
谷戸を出てバス停に向かう途中、林の縁でオオアオイトトンボ。
この時期、見られるとちょっと嬉しいイトトンボです。
コノシメトンボが真っ赤になっていました。これも見られる嬉しいトンボの一つ。
終わりかけていましたが、ツリガネニンジンが一群れ。 季節の花です。
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