大庭 ジロボウエンゴサク ほか

ジロボウエンゴサクが1株、花を開いていました。 例年ヤマエンゴサクより少し遅れて咲きだします。 どちらも市内では見られる場所が限られ、見られると嬉しい春の花です。

近くで、ムラサキケマンが花を増やしていました。 この花を見ると、ツマキチョウもそろそろ、
と期待が膨らみます。

ウッ、この苦手な臭い、と思って見上げると、いつの間にかヒサカキが満開でした。

花を見ていると、シロハラが出てきました。繁殖地への旅立ちはもう少し先です。

城址では、アブラチャンが咲き始めました。

オオシマザクラも咲き出し。

コナラは、思わず触りたくなる、スベスベ、フワフワの新葉を開いてきました。

遠くのクロガネモチの枝が揺れるので、行ってみると、ヒヨドリが2羽。
残った実をパクパク食べていました。



遊水地では、イヌコリヤナギ、オノエヤナギに続いて、
コゴメヤナギが、小さな可愛い花を開いていました。

カツラの雄株の花が咲き出しました。強い風に雄蕊の葯がピラピラと揺れています。

一瞬、オオジュリンを見かけました。 後ろ向き、ボケボケですが、
ここでは、この冬ほとんど目にできなかったので、とりあえずの記録写真。

田んぼの畔。 こんもり咲いていたヒメオドリコソウの中に、白花のものが混ざっていました。
何にでも、白花はありますが、見かけると、ちょっと嬉しい気分です。

引地川の岸辺。カラシナが花盛りです。 綺麗だなあ、と眺めました。
プチ遠出もかなわず、本当に身近な場所をチョコチョコ動くだけの日々ですが、
季節、季節の花や鳥や虫たちとの出合いに、ニッコリ、ビックリ、ワクワク、うっとり。
心楽しいひと時です。

コメント

  1. 湘爺 より:

    そちらでもこの冬「オオジュリン」をあまり見かけなかったんですか。
    今田遊水地でも、この冬あまり見かけませんでした。
    いつも、もっとたくさん見かけるんですけどね。
    この冬、全体的に「オオジュリン」があまり渡って来ていないのかな。
    どうしたんでしょうね。

    秋山 孝

    • tomy より:

      湘爺さま

      大庭では年々オオジュリンが少なくなっている感じなのですが、
      今季は、ほんの数回見かけただけで、数も2羽まででした。
      ほんとに少なかったと思います。
      そんななので、たまに
      俣野や今田へ行くと、いつも姿が見えて、こっちはたくさん来てるのね。
      と思っていましたが、それでも、例年になく、少なかったのですね。
      どうしてでしょうね。
      オオジュリンの数自体がへっているのか、
      今季、こっちへ来た数が少なかったのか。
      来季はまたいつも通りに見られるといいですね。
      大庭では、ホオアカは例年と変わらず越冬してくれていますが、
      少し前まで毎年見られていたベニマシコは、ここ何年も、全く見られなくなっています。
      渡りの途中の立ち寄り鳥も少なくなっている感じです。
      このままどんどん減っていったりしないで欲しいな、と思います。

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