10/6谷戸観察会参加してオオアオイトトンボなど

朝まで降った雨も上がり、近隣の谷戸の観察会に参加しました。
トンボ、昆虫やクモ、植物の順に谷戸ならではの出会えた生き物たちです。まだ調べ中のものもありますが、普段一人ではなかなか見つけられない蝶や蛾の幼虫や蛹、教えてもらって初めて知った植物など。みなそれぞれ貴重な居場所を確保して、ひっそりと逞しく根付き、生き生きしていました。
来週10/13(日)は大庭自然探偵団の大庭地区観察会があります。楽しみですね。

オオアオイトトンボ

オオアオイトトンボ

コノシメトンボの♀かなと思います

ツリフネソウにやってくる、ヒメクロホウジャク

食草のカラムシが丸坊主になるほど、フクラスズメ(蛾)の幼虫がたくさんいました 幼虫は刺激を与えると体をブンブン振り回します

キタテハの蛹だそうです

すぐ近くにキタテハの幼虫がいました

キタテハ成虫 成虫越冬するので、真冬でも暖かい日は見ることができます

彼岸花に群がる、ナガサキアゲハ 右下にいるのは♀

ナガサキアゲハ♀ ♂は複数いましたが♀は1頭しかいませんでした

シャクガ科の蛾かなと思いますが、調べ中

エノキの葉にでっぷりしたアカボシゴマダラ終齢幼虫 これから蛹になって羽化して子孫を残すのでしょうか 成虫越冬ではないので、小さな幼虫でエノキの落ち葉の中などで越冬します

お顔もアップで撮らしてもらいました

アカボシゴマダラ成虫 これは別の日に撮った写真ですが、美しい蝶になります

谷戸入り口近くのソテツにいたクロマダラソテツシジミ 今年は大発生しています

ソテツの葉をよく見ると、幼虫がいました 南方系の蝶で越冬できないといわれています

アカスジキンカメムシの幼虫だと思います

小さなクモがヤブマメの葉上で捕食中でした ハエトリグモの仲間だと思いますが、アロポンさん教えてください!

クモのアップです 目がかわいいですね でも食べられている小さな虫は気の毒なこと

谷戸内の植物です ツリフネソウ、ミゾソバの群落

ツリフネソウ

ボントクタデを教えてもらいました タデ科イヌタデ属 湿地に生える1年草 調べると、刺身のツマなどに使われるヤナギタデの葉に比べ、辛みが鈍いためポンツク(愚鈍)の意味からボントクの名がついたとありました これは覚えられそうです(^-^)

遠くにツリバナが秋色に染まっていました

ミズヒキ タデ科 蕾はよく見ますが花が咲いていました

参加された皆さまにいろいろ教えて頂き、ありがとうございました。植物は特に苦手ですが、ボントクタデは覚えて、他の場所でも探してみたいと思います。

コメント

  1. アロポン アロポン より:

    いつも沢山の生き物を見せて下さりありがとうございます。ネコハエトリ♀に似ています。似たクモに、マミジロハエトリというクモがいて、お尻の先に、小さな黒点があります。この写真では、それをチェックできませんのでどちらかは分かりません。蜘蛛の観察会で教わりました。

  2. tomiko より:

    アロポンさん、ありがとうございました。クモは後ろからも撮らないと同定は難しいのですね。これからは前後左右撮ることを心掛けたいと思います。
    遠くの林の中でアブラゼミが翅をバタバタしているのが見えましたが、カメラで覗くとクモの巣にかかっていました。その時の写真を張りますが、セミの下に見えるのはジョロウグモのお腹でしょうか。今の時期クモの巣も多いように感じます。クモと虫たちのせめぎ合いも激しくなりそうですね。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    • アロポン アロポン より:

      tomikoさま
       ご返信ありがとうございます。見ただけでは分からないような蜘蛛の同定は、まず標本にしてから生殖器の形を実態顕微鏡で見て行うようです。私は、それが出来ませんので、ずっと初心者のままです。でも、外見で同定できるクモも、中にはいます。ジョロウグモも、網の張り方でも見分けられます。貼り付けて下さった写真は、確かにジョロウグモのようです。

  3. tomiko より:

    アロポンさん、ご返信頂き、ありがとうございます。
    蜘蛛の同定は標本にする必要があるのですね。実体顕微鏡まで必要であれば、かなり専門的になりますね。外見で同定できる種は限られてくると思いますが、わかるものもあるのでしたら観察は楽しいですね。
    ジョロウグモの件、ありがとうございました。セミは体全体が鎧を身に付けたように硬いと思いますが、どのように獲物にするのか、近くで見られず残念でした。自然界は不思議がいっぱいですね。

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