今年も家から歩いて行ける地元には、大変お世話になりました。遠くまで出かけなくても足元を見れば、自然がいっぱい。四季折々の植物や昆虫、野鳥など、たくさんの出会いがあり、楽しみと感動をもらえました。命を巡る熾烈な攻防は、人間社会と違って生きるための最低限の糧を得るため。常々無駄になる命はないと思いながら観察しました。
昨日は家を出たのは11時半。日中の観察のみになりましたが、高圧線に止まるドバトや川をのぞいていると後ろで大きな音が。振り向くと目の前の木に鳥が。飛び込むようにやって来たハイタカでした。すぐレンズを向けましたが、暗くて1枚しか撮れないうちに慌てて飛び出して行きました。ドバトたちは右往左往。しかし狩りは失敗したようで手ぶらで帰る姿が。そんな撮り納めの日となりましたが、感謝を込めて昨日の地元の様子です。
一年中出会った カワセミ ドボンと飛び込みエビを捕まえました
ダイサギ
セグロセキレイ
コガモ♂ この辺りでは初めて見ました
高圧線で休むドバトたち
訂正いたします オオタカではなくハイタカでした 田園地帯で採餌中のドバトを狙ったようです
立ち去って行くのは、あのハイタカかな 獲物は持っていません
エナガの小さな群れ 逆光でした
これはジョロウグモの卵のうでしょうか 柵に2ヵ所ありました
お腹のぺちゃんこになった ジョロウグモ 動きません 巣もほとんど見かけなくなりました
こちらは命を終えたジョロウグモ 季節の移ろいを感じます
ムラサキツバメ集団越冬 健在でした この日は晴れていても飛んでいたのは1頭しか見ませんでした
モズ♀ 繁みの中でバッタのようなものを食べていました
食べ終えて移動しました 地元にモズはたくさんいます
上空をノスリが飛んでいました
ノスリのホバリング 初めて見ました 急降下はしなかったので獲物は見つからなかったようです
イソシギ お馴染みさんです
ユリカモメ
バン
ツグミ 証拠写真ですが今季初見でした
ジョウビタキ♀
メジロが次から次へと来て、赤い実を食べていました カラスザンショウでよいでしょうか
今年もご覧頂き、ありがとうございました。また来年も大庭自然探偵団の観察会を楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
コメント
tomiko さん
色々な写真楽しませてもらいました。
「オオタカ」とした二枚の写真は「ハイタカ」だと思います。
理由は以下の通りです。
過眼線が短い(オオタカは長い)
胴体の横班が荒い(オオタカ葉「細かい)
第六指が出ている(オオタカは出ていない)
鷹班がはっきりしている(オオタカははっきりしていない)
皆さん、どうでしょうか。
湘爺
湘爺さん、ご指摘ありがとうございます。他の方からもオオタカではなく、ハイタカだとご指摘頂きました。よく調べず、以前この辺りで見たのはオオタカでしたので、頭からオオタカだと思い込んでいました。今後はよく調べて、わからなければお聞きして投稿するようにします。早速訂正させて頂きました。
今、このハイタカさんをよく見ると、着流しの浴衣を着た、カッコいいお兄さんのイメージが。実際は幼鳥か、成鳥か、性別はどちらなのか、想像ばかり膨らみます。湘爺さん、また教えてくださいね。来年もどうぞよろしくお願いいたします。