大寒を迎えた昨日の夕方、長久保公園から引地川沿いを鵠沼海岸、辻堂海岸へと歩きました。
辻堂海岸に到着した時は日が沈みかけ、遠くの海面に2羽の海鳥の姿が。その内の1羽が浜辺の上に来ました。何だかわからないままにシャッターを押しました。
帰宅し、カモメの仲間で調べてもわからず、グーグルレンズで「コアホウドリ」と。しかし、地元では聞いたこともない名前なので、探偵団の髙橋さんに画像を送りお聞きしました。そしたら「コアホウドリ」でよいそうです。嬉しい初見です。最初で最後の出会いかと思いますので、コアホウドリだけをご紹介し、この後そのほかの野鳥や花をアップします。約5分の夢のような時間でした。
コアホウドリは、コオキノダユウとも呼ばれ、航路を行く船の上から観察されることが多く、海岸、つまり陸から目撃されるのは、非常に珍しいそうです。少し調べたのですが、日本では11月に小笠原聟島列島などの営巣地に帰還し、12月半ばまでに1卵産み雌雄交代で約65日間にわたって抱卵。翌年2月半ばにヒナが誕生するそうです。昨日は大寒の1月20日。この2羽のコアホウドリはどうして、冬の湘南の海にやって来たのでしょうか。とても不思議です。
今回、地元で観察することができてとても幸運でした。コアホウドリが仲間を増やして早く絶滅危惧種から脱し、明るい未来が描けますように祈りたいと思います。
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