7月観察会報告 植物 

オオイヌノフグリやホトケノザなど、早春から咲く可愛い花たちはそろそろ姿を消して、イネ科やカヤツリグサ科などが広がってきました。斜面林の樹の花もほぼ終わって、すっかり一面の緑に。
「山滴る」の季節になりました。
この時期に咲き出す花たちを探しながら、虫たちに注目する時間の方が多かったかも知れない、
そんな7月の観察会でした。

花や実の見られた植物
ハキダメギク、ノゲシ、シマスズメノヒエ、ネズミムギ、ツユクサ、コゴメガヤツリ、アレチマツヨイ、セイバンモロコシ、ワルナスビ、アレチハナガサ、ムラサキツメクサ、シロツメクサ、ニワゼキショウ、オニドコロ、セリ、ヘラオオバコ、ユウゲショウ、ギシギシ、コバノカモメヅル、メリケンガヤツリ、クサイ、テンツキ、ヒメクグ、トキワハゼ、ヒメジョオン、サンカクイ、ウキヤガラ、コムラサキ、イヌガラシ、メヒシバ、コマツヨイグサ、ブタナ、マツバゼリ、ヤブガラシ、ハマスゲ、コニシキソウ、カモジグサ、セイヨウタンポポ、コセンダングサ、オモダカ、オオイヌタデ、アメリカオニアザミ、エビヅル、ホナガイヌビユ、ヒメヒオウギズイセン、ヘクソカズラ、サンゴジュ(実)など

写真に撮ったものをいくつか
コバノカモメヅル
この時期の大庭観察会で、一番確認したい花ですが、今年はほんの僅かでした。

同じ場所で、サンゴジュの実が色付き始めていました。

オモダカ この時期らしい田んぼの花です

咲き出してきた、オオイヌタデ。

セリ やはりこの時期の湿地の花

花穂が出始めたホナガイヌビユ

これからが季節のカヤツリグサ科 テンツキ

ハマスゲ

ヒメクグ

観察路から外れますが、集合場所へ向かう途中の大庭の田んぼの畔に、
シロバナサクラタデが咲き始めていました。 今年初見でした。

昆虫類をいくつか
田んぼに、きれいなアオモンイトトンボ。

同じ場所にいたイトトンボ。色が無いのですが、小さかったので、アジアイトトンボかな。

小さな、複雑な模様のガ。 ノメイガの仲間かなと、調べてみました。
シロアヤヒメノメイガになりそう。

イチモンジセセリ

お腹をくるんと丸めた様子が可愛い、ハラビロカマキリの子ども。

石垣の隙間にいた、大きなスズメガの幼虫。 コスズメの終齢幼虫だと思います。

その他
遊水地入り口付近の葉の、何か所かに見られた、コハクオナジマイマイ。

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