盛夏の8月はお休みで、2か月ぶりになる、秋の初めの観察会です。
秋はいったい何処?、という何とも言えない蒸し暑さでしたが、
咲き出しが遅いなあ、と気になっていた、クズやガガイモ、シロバナサクラタデ、など、
季節の花が一気に咲いてきて、この時期らしい花と香りを楽しみました。
花や実の見られた植物
クズ、ミズヒキ、ヒヨドリジョウゴ、サンゴジュ(実)、コバノカモメヅル、ヒヨドリバナ、ヤブガラシ、ヘクソカズラ、ヒメムカシヨモギ、ユウゲショウ、ワルナスビ、シマスズメノヒエ、メヒシバ、オヒシバ、イヌビエ、オモダカ、コナギ、ジュズダマ、アキノノゲシ、ハキダメギク、コゴメガヤツリ、オオイヌタデ、アレチハナガサ、セイバンモロコシ、ヒロハホウキギク、キンエノコロ、オオブタクサ、ツユクサ、ヤブマメ、ツルマメ、アレチウチ、オオニシキソウ、ホソアオゲイトウ、タコノアシ、ガガイモ、ヤブツルアズキ、シロバナサクラタデ、スズメウリ、コムラサキ(実)、オオオナモミ、ヒレタゴボウ、チョウジタデ、ヨモギ、メリケンガヤツリ、アメリカタカサブロウ、など
写真を撮ったものから、この時期らしい花、実を
クズ 一気に開花してきた感じで、甘い香り(ファンタグレープの香り!)を楽しみました。
コバノカモメヅル 7月の観察会では、探し探してやっと見つけましたが、あらまあ、というほど沢山さいていました。 ヒヨドリバナに絡んだ花。
ヒヨドリジョウゴの花は咲き始め。 この秋初見でした。
スズメウリも咲き出し。 小さな小さな花を付けていました。
サンゴジュの実が、名前の通りの鮮やか色に。
アキノノゲシがチラホラ。 例年より遅いかんじです。
田んぼでコナギの花。 これもこの秋初見でした。
小さいけれど、鮮やかな青い花を、葉に隠れるように咲かせます。
木道周辺で、キンエノコロ。 光に透ける穂が素敵です。
タコノアシの花はそろそろ終わりですが、まだ花を残しています。
保全活動で、ぐーんと数が増えて、木道のあちこちで見られました。
今年一気に増えていた、オオオナモミ。 どこにでも、といわけでは無いのに、ここはびっくりするほど沢山。 どの株も、花と若実、の状態でした。
少ないな、と思っていたガガイモの花も、嬉しくなるほど沢山咲いていました。
ピンクの花、白に近い花、色々咲いて・・・。 見ているだけで何だか楽しい、可愛い花です。
この時期見たいヤブツルアズキも咲いていました。 クルッと捻じれた形状が面白い花。
刈られ、刈られて、今年はあまり見られない、と思っていたシロバナサクラタデも、
ちょっと奥のほうで、しっかり咲いていました。
木道脇でコムラサキの実が鮮やかに色づいていました。
昆虫を少し
あちこちで見かけたチュウゴクアミガサハゴロモ
ヘリチャハゴロモ 3匹いましたが、どれもちゃんと撮れませんでした。
頭にきれいな青い線があるのですが、頭が見えません。
観察会ではなく、帰路の道ですが、大きなホオノキのある民家で、立派な実が出来ていました。
真っ赤で、大きくて、立派で。 とても目立ちました。
最後は、観察会と全然関係がないのですが、
観察会の日の朝、東側の窓から見えた朝焼けの雲です。
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