12月の川名緑地から

前半は暖かさも感じられたこの月、さすがに後半は冬らしく冷え込む日々です。谷戸で晩秋に数多く見られたアキアカネが12月も地面の丸太や砂岩の断層面で温もるように翅を広げ(12/06)、半ば過ぎも1,2匹は見られたのですが・・。

前半にはコバネイナゴもあちらこちらで多く見られました。(12/06) 先月のモズのはやにえもこれだったような・・。

艶やかなアオキの葉裏に先月から落ち着いたのはウラギンシジミです。白いのと少し黄色がかったのと2頭がひっそりと。(12/06)

寒くなって新林公園でも虫影はほとんど見られません。低い草を這うように飛んでいたシジミチョウが止まりました。ヤマトシジミの低温期型の♀のようです。(12/11)

川名緑地では昨年(令和1年)秋に相次いだ台風でクヌギ、コナラ、シラカシなどの大きな樹木が多数根こそぎ倒れて、新林公園でもその倒木処理の大変な様子が見られました。その後、ぽっかりと空が開けた斜面の跡に草や蔓植物が威勢よく茂り、なかでもヒヨドリジョウゴとハダカホオズキがそれぞれ西側と東側の斜面を棲み分けていました。かつてないほどたくさんの鮮やかな赤い実が目を引きました。(12/11)
【西側斜面のヒヨドリジョウゴ】

【東側斜面のハダカホオズキ】

谷戸のため池に珍しくハシビロガモが来ていました。因みに藤沢の3大谷戸でため池があるのは川名だけとか。(12/06)

中谷戸でカマツカの黄葉を見ていたら、手前にテイカカズラの果実がぶらさがっているのに気づきました。長いさや状の袋果が裂開して種子(種髪)が見えていました。(12/16)

谷戸の耕作されなくなった蓮田では枯れたハスの葉が鐘のようになって風に揺れ、カラコロカラコロと静かな谷戸に音を響かせていました。(12/16)

谷戸の紅葉です。(12/16)

2020年の谷戸観察を締めくくってくれたのは、コナラの枝陰を急いでいた6mmほどのヒメツノカメムシでしたよ。(12/25)

——コメント——

12月上旬はまだ秋のようだったんですね〜お写真で確認!ウラギンシジミに黄色っぽいのがいるのは初耳。ヒヨドリジョウゴの実鮮やかですね‥大庭でも見かけますが、小鳥に人気がないのかなあ!
テイカカズラの果実は以前ご紹介してくださった面白い実のことですね〜はじけてますね!ハスの葉が音を出すのも知りませんでした。
紅葉はこちらもきれいだったのですね‥今年は楽しめました。
渋いカメムシがトリ‥nontabaさん‥毎月ありがとうございました?
By:misakotn

——
黄味を帯びたウラギンは初めて見ました。ヒヨドリジョウゴもハダカホオズキもナス科ですね。植物に含まれる毒成分についてmisakotnさんがお詳しいと思いますが、ネット情報によればナス科にはアルカロイド(ソラニン)が含まれているそうですね。鳥たちもそれがわかっているのかしら?赤い実がいつまでも残っていますものね。
By:nontaba

——
ナス科なんですね!詳しくなんかないですが、ナス科のハシリドコロやチョウセンアサガオは有名です。「知っておきたい身近な薬草と毒草」という本が家にありました。ヒヨドリジョウゴもハダカホオヅキも載っています。ソラニンはジャガイモの芽にある成分ですね。ヒヨドリジョウゴはアトロピンも含んでいるそうです。
By:misakotn

——
25日には、お会いでき幸せでした。お別れした後、崖でキシノウエトタテグモの住処を初めて自力で見つけることが出来ました。

ふたが閉じるとこんな感じです。

印を付けてみました。

一枚目の写真では、住処の中でビックリしている蜘蛛が写っていますね。
さぞや怖かった事でしょう。まぐれかも知れませんが、とても嬉しいクリスマスプレゼントでした。
By:アロポン

——
凄い!!崖はどこですか?私もいっときキシノウエトタテグモの住まいの扉を探してみたことがあるのですが、粘りが足りずに諦めていました。さすが!です。せめて場所のヒントをください。冬の探検の楽しみができました。
By:nontaba

——
入り口から続く崖の奥の方だったと思います。植物が周りにあり、目印になると思います。私もまた、チェックしに行ってみます。
By:アロポン

——
@アロポン
By:nontaba

——

0

コメント

タイトルとURLをコピーしました