(12/10) 観察会報告-別冊(ハイタカ)

12月10日の大庭自然探偵団自然観察会は、素晴らしい青空とさんさんと降り注ぐ太陽の下で行われました。
集合時間より少し早く行って、軽く散策しました。
そろそろ集合時間が近付いてきました。
林縁の小さな水の流れ沿いに、観察会の集合場所に向かいました。
目と耳は周りの気配に気を配りながら、気持ちはのんびりブラブラ歩いていました。
すると、水の流れの先に何か白いものがありました。
「キジバト」かなとカメラを向けました。
ファインダーを覗くと、な、な、なんと猛禽類ではないですか。
あわててシャッターを押しました。
日陰の薄暗い中で撮りにくい。

【写真101】
写真はノートリミングです。
以下写真をたくさん貼りつけますが、すべてノートリミングです。
顔つきや体から「オオタカ」か「ハイタカ」だと思います。
すると、水を飲み始めました。

【写真102】
近づくために、慎重に少し位置を変えました。
背中を見せてくれました。

【写真103】
サイズが小さいことと過眼線の雰囲気から「ハイタカ」のメスではないかと思います。
近づくためにブッシュを迂回しなければなりません。
迂回しながら撮りました。

【写真104】
そして、これ以上は危ないところまで近づきました。
かなり近い、「ハイタカ」まで10mないと思います。
そこで撮ったのが以下の写真です。
もちろんこれでノートリミングです。

【写真105】
私に気が付いているはずですが、なぜか飛んで逃げません。
すると、水の中にしゃがみ始めました。

【写真106】
そして水浴びを始めました。
水浴びの連続写真を以下に紹介します。

【写真107】

【写真108】

【写真109】

【写真110】
そして「あ~さっぱりした」と言う顔をしました。

【写真111】
次の瞬間、バサバサと低い高度で斜面に沿って飛んで行ってしまいました。
「ありがと~~、さようなら~~」
と、心の中で叫びました。
水浴びの写真を見て、皆さん気が付いたと思います。
瞬膜が写っていました。
比較写真を以下に載せます。
左側の写真が瞬膜を閉じた状態で、右側の写真が瞬膜を開いた通常の状態です。
「ハイタカ」の瞬膜は白色ですね。
左側の写真は、薄暗いところでブルブルと体を震わせているので、ぼけぼけですが満足です。
これだけはノートリミングではありません。

【写真112】
胸バクバクのすばらしい一時を与えてもらいました。
さ~、観察会の集合場所に急がねば。
足が軽く、ルンルン気分です。
秋山 孝

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