2018年3月11日、大庭自然探偵団の自然観察会が行われました。
今月の自然観察会は、遠藤地区です。
今日見聞きした野鳥は以下の18種でした。
ヒバリ、エナガ、オオタカ、ハクセキレイ、カワラヒワ、
スズメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、モズ、ハシブトガラス、
キジバト、コゲラ、アオゲラ、ヤマガラ、アオジ、ウグイス、
カシラダカ、ツグミ。
昆虫の主なものは以下の通りです。
ナナホシテントウムシ、テングチョウ、キタテハ、ルリタテハ、ツチイナゴ。
やはり、おぐちさんが居ないと、今の時期なかなか見つけられませんね。
植物は宜しくお願いします。
写真に撮れたものを中心に観察会の様子を紹介します。
他の人も、気になったものがあれば紹介してください。
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集合場所に次々とメンバーが集まってきました。
今回は、新人メンバーが加わりました。
八王子からはるばる来たそうで、植物に興味を持っているようです。
いよいよ観察会開始です。
最初に出会ったのが「ナナホシテントウムシ」です。
【写真101】
道路の生け垣にカマキリの卵がありました。
たぶん「ハラビロカマキリ」ではなくて「オオカマキリ」の卵ではないかと思います。
【写真102】
道沿いの土に「つくし」がたくさん生えていました。
分りずらいですが、真ん中あたりから左側にかけて生えています。
右上に居るのは参加者たちです。
【写真103】
「コブシ」の花が咲き始めていました。
植物に詳しい人によると、若干変な「コブシ」のようです。
「ハクモクレン」に近いような「コブシ」だそうです。
【写真104】
今朝起きたときは、雲の多い空模様でした。
なんだか怪しい雲模様で、ちょっと心配しました。
でも、集合時間が近づくにつれ雲が去り、一面の青空が広がってきました。
そして、太陽がさんさんと輝き、暖かくなってきました。
まさに、探偵団日和です。
そんな青空の下を観察しながら歩く参加者たちです。
【写真105】
すると、「カナヘビ」?が居るとの声。
見ると居ますが、「トカゲ」のように見えます。
でも、見た目の印象や感触が良く見かける「トカゲ」と若干違うような印象もあります。
気になって他の人に確認すると、やはり「トカゲ」でした。
【写真106】
よく見ると尻尾の先が見えないと思います。
今冬眠から覚めて土の中から出てきたばっかりのようで、尻尾はまだ土の中にあるからです。
冬眠から覚めたばっかりで、皮膚の雰囲気がなんだか変な印象だったのかもしれません。
近づいて横から見てみると、土から出てきたばっかりのようで、頭の上に土がまだ乗っかっています。
【写真107】
皆が寄ってきたため、「トカゲ」はさっと穴の中に入ってしまいました。
下の写真の真ん中にある丸い穴が「トカゲ」の冬眠場所です。
【写真108】
集合場所で待っている時から、かなり上空から「ヒバリ」のさえずりが聞こえていました。
でも、青空のどこに居るのかさっぱりわかりませんでした。
観察しながら、時々見上げますがさっぱりわかりません。
そのうちに、見つけたとの声。
急いで探して、ようやく私も見つけました。
「ヒバリ」のさえずり飛翔です。
【写真109】
「テングチョウ」だとの声。
留まれ、留まれ、留まれ、メンバーが叫んでいます。
その指示に従ったかのように、留まってくれました。
「テングチョウ」です。
【写真110】
直後に「ルリタテハ」も現れましたが、すぐ飛んで行ってしまいました。
更に直後に「キタテハ」が現れました。
そしてすぐ留まってくれました。
「キタテハ」です。
【写真111】
暖かくなってきたんですね、
次々に現れる蝶を観察する参加者たちです。
【写真112】
ふと上を見ると、猛禽類が水平飛行で谷戸に消えるところでした。
気が付くのが遅かったので一瞬しか見えませんでしたが、その印象から「オオタカ」ではないかと思います。
先生が始まる前に、谷戸から「オオタカ」の鳴き声が聞こえていたと言っていたので、その可能性は高そうです。
それにしても、今日は静かです。
「ヒヨドリ」「ムクドリ」「スズメ」の姿をあまり見かけませんし、鳴き声もあまり聞こえてきません。どうしちゃったんでしょうね。
そんな中、ひょいと「ツグミ」が現れました。
【写真113】
谷戸の入り口目指して、谷合を観察しながら上って行く参加者たちです。
【写真114】
土手方面を見ると「つくし」がツンツンと突き出ています。
春ですね~。
【写真115】
谷戸入り口から、谷戸底目指して降りていく参加者たちです。
【写真116】
谷戸底に到着です。
【写真117】
谷戸底に到着してみると、「ルリタテハ」が居るとの声。
行ってみると、横断道のロープに留まってました。
でも、翅をすぼめていて開いてくれません。
開いてくれと念じながら待っていましたが開いてくれません。
風が吹いていましたが、一瞬強い風が吹きました。
風は閉じる方向に吹いたようですが、強かったためか、その反動で一瞬開きました。
その一瞬を私は逃しませんでした。
【写真118】
「どんぐり」が殻を破って根が出て土に根を張り始めていました。
【写真119】
いよいよ、楽しい昼食の時間です。
【写真120】
昼食後、今日見聞きしたもののまとめをしました。
そして、解散となりましたが、足元にバッタが居るとの声です。
「ツチイナゴ」でした。
【写真121】
帰り道、カタツムリの抜け殻が落ちていました。
確かにそうです、「ヒダリマキマイマイ」のようです。
【写真122】
出口に到着しました。
今日も楽しい観察会でしたね。
次回は4月8日(日)で観察地は大庭地区です。
今から楽しみですね。
秋山 孝
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