(6/8) 今田遊水地( 白頭ムクドリ など )

今日は国連総会で制定した「世界海洋デー」なんですね。
海の環境や海洋資源保護など海のことについて考える日です。
6月8日、朝の遊水地散歩に行ってきました。
今日は快晴で川風が無く、暑いこと暑いこと。
いきなり「ウシガエル」に出くわしました。
久しぶりに見る姿です。

【写真101】
こんなところで何をしているのかなと思ったら、
向こうの遊水地からこちら側の小さな水路に移動するところでした。
甲羅干ししている「ミシシッピアカミミガメ」の中に黒化したのが居ました。
特徴的な、つぶらな黒い瞳です。

【写真102】
成長の遅い若い「アオサギ」が「ミシシッピアカミミガメ」に近づいていき興味津々な様子です。

【写真103】
何かちょっかいでも出すのかなと思ったら、ストレッチを始めました。

【写真104】
「ハグロトンボ」発見。今季始めて見ます。

【写真105】
お馴染みとなった「コフキトンボ」です。
ずいぶん増えました。

【写真106】

【写真107】
遊水地公園の中に「ムクドリ」が居ました。
急いでカメラを向けると、居ましたよ。
先日見た頭の白い「ムクドリ」です。

【写真108】

【写真109】
ついでですから、頭の白い「ムクドリ」の今までの経過を紹介します。
その都度ここで紹介していますが、纏めました。
① 今年2月25日:今田遊水地
初めて頭の白い「ムクドリ」を見つけました。

【写真110】
② 3月12日:今田遊水地
次に見かけたのは、今田遊水地の同じ場所でした。

【写真111】
③ 4月5日:今田遊水地沿い境川の土手の木

【写真112】
④ 4月17日:今田遊水地近くの湘南台公園

【写真113】
⑤ 6月5日:今田遊水地
つい先日に遊水地の公園部分です。

【写真114】
そして、今日出会いました。
以前ここで全身が白い「スズメ」が話題になりました。
これはおそらく、メラニン色素が欠乏するアルビノだと思います。
頭の白い「ムクドリ」はアルビノではないと思います。
突然変異か、もしかしたら「ギンムクドリ」との交雑種の可能性もなくはないと思います。
そんな気がするのも、実は昨年の9月21日に、ここ今田遊水地で「ギンムクドリ」との交雑種の可能性がありそうなのに出会っているからです。
それがこれです。

【写真115】
ついでに比較のために、典型的な「ムクドリ」も載せておきます。

【写真116】
交雑種が居るということは、「ムクドリ」の群れの中に「ギンムクドリ」が混ざっている可能性があることになります。
そのため「ムクドリ」を見かけたときは、「ギンムクドリ」が混ざっていないか確認しています。
秋山 孝

——コメント——

115がギンムクがかっているのではと思ったのは、頭と首周りの色がコーヒー牛乳色?図鑑では淡橙黄色。(良くわからない)というところと嘴の色です。幼鳥なのに赤みが強く先が黒い。
 あとで見て頭と首周りはムクドリにもいるかなと思っていましたが、今回改めて調べてみました。9月なので、9月なので、幼羽から成鳥上の換羽時期です。(ムクドリは全身換羽)それは大雨覆が褐色でその他の雨覆いが、成鳥羽になっていることから分かります。ですから、成鳥羽を比べればわかりやすいと思います。
 換羽した風切、尾羽が、緑色の光沢があること。ただし翼にギンムク特徴の白斑はない。ムクドリの尾羽の先端には白斑があるがこの個体にはない。嘴は赤みが強い。今回はじめて知ったことですが、ムクドリの嘴の基部は青みがかっているそうです。その青みは全くない。写真110を見ると明らかに青みがあるので、これはムクドリで白色が強い個体だと分かりました。
 以上から写真115はギンムクドリの影響がある個体だと考えました。2019年の日本鳥類標識協会誌にギンムクと、ムクの異種間つがいの観察記録が載っていましたが、幼鳥の確認は出来なかったそうです。今後の観察記録が増えれば明らかになると思います。
By:kazunaritt

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なるほど、首から上が白い【写真108】~【写真114】は嘴の基部が青みがかっていて「ムクドリ」が突然変異か何かで首から上が白くなったということですね。
【写真115】は「ギンムクドリ」との交雑種の可能性がありそうですね。
kazunaritt さん、ありがとうございました。
秋山 孝
By:湘爺

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