(7/15) 今田遊水地( ウシガエル が相撲 )

怪しい曇り空ですが、朝の川散歩に行ってきました。
遊水地はひっそりしていました。
遠くに水草の中で何か動くものが居ました。
「カイツブリ」かなと、カメラを向けてズームイン。
あっ、「ウシガエル」だ。
そっち方面に移動して、シャッターを押しました。
久しぶりに見る「ウシガエル」の姿です。

【写真101】
鳴き声は良く聞こえてきますが、葦原の中に居るので姿は全く見えません。
声はすれども姿は見えずです。
なぜか見えるところに出てきていました。
後ろからなので、横から見える位置に移動しました。
横顔が見えるようになりました。

【写真102】
最初の写真を撮った時は、カエルが何か黄色い物のそばに居るなと思いました。
でも【写真102】を見ると黄色い物は、なんと、別の「ウシガエル」ののどの黄色でした。
ビックリ、「ウシガエル」が二匹居たんですね。
右側のカエルが左側のカエルを抑え込んでいるみたいですね。
交尾であればメスの背中にオスが乗りますが、抱き合ってます。
どういう状況なんでしょう。
右側のカエルが、左上手で相手を右に倒しました。

【写真103】

【写真104】
すると、向こう側のカエルが力で押し戻しました。
そして、二匹とも横倒しになってしまいました。

【写真105】

【写真106】

【写真107】
向こう側のカエルが力任せに押し倒し、馬乗りになりました。

【写真108】

【写真109】
馬乗りになられた下のカエルは、そのままではいられません。
渾身の力で押し戻し、互角のがっぷり四つになりました。

【写真110】

【写真111】
まるで相撲ですね。
最初はオスとメスが抱き合っているのかなと思いました。
しかし、これらの動きを見ていると、オス同士のような気がしてきました。
ネットで、雌雄の識別を調べました。
目の後ろに丸いものが在りますが、これは鼓膜だそうです。
鼓膜の大きさで雌雄の識別ができるとのことです。
オスの鼓膜は目の大きさの1.3~1.7倍と大きく、メスの鼓膜は小さく目の大きさぐらいだそうです。
【写真106】と【写真111】を見ると、どちらのカエルも鼓膜が大きくて両方ともオスのようですね。
オスとメスの抱擁ではなくて、オス同士の相撲でしたね。
まさに、大庭遊水地の天神橋にあるカエルの相撲ですね。

【写真112】
2匹の「ウシガエル」の相撲の様子をビデオに収めました。
以下のビデオをご覧になってください。
手持ちでズームいっぱいにしたので、画面がぶれてますがよろしく。
【ビデオ113】
今日はアッシー君を仰せつかっているので、そろそろ帰らねは。
「ウシガエル」はこの後どうなっちゃうんだろう。
秋山 孝

——コメント——

すごいシーンに出会いましたね!想像をめぐらすのが楽しいですが、2匹の表情は必死な格闘というよりはじゃれ合い?
By:nontaba

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そうですね、じゃれあいかもしれませんね。
格闘となると、縄張り争いか、メスの奪い合いになります。
縄張りは葦原の中で、こんなオープンな場所じゃないですよね。
周りにメスはおらずこの二匹だけです。
退屈でじゃれあっているのかな。
ビデオを見ても、必死の格闘じゃなくて、のんびりしていますもんね。
いつも葦原の中に居てなかなか姿を見せませんが、何でこんなオープンなところに出てきたんでしょうね。
秋山 孝
By:湘爺

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コメント

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