(7/29) 湘南台地区(ハトの抱卵とセミの幼虫)

昨日は台風12号で大変でしたね。
朝、モーニングコーヒー飲みついでに、抱卵中の「キジバト」を見てきました。
台風による影響はなかったか覗いてみましたが、特に問題なかったようです。

【写真101】
夕方、家の近所を軽く散歩しました。
すると、アスファルトに「アブラゼミ」の幼虫が裏返しで落ちてました。
死んでいるのかなと近づいて見ると、足を動かしています。
民家の脇に落ちていたので、民家の小さい木から落ちたものと思われます。
このままではアリの餌食になってしまうので、その木に乗せました。

【写真102】
よく見ると、左側の一番後ろ脚に泥の塊がくっついてますね。
羽化しやすい場所に移動できるか観察してました。
ゆっくりですが移動し始めました。

【写真103】
よく見ると、左足と同じく、右足も一番後ろの脚に同じように泥の塊が付いてますね。
もしかしたら、一番後ろの両脚に泥の塊が付いているため、木の引っ掛かりが悪くて木から落っこちたのかもしれませんね。
この様子なら大丈夫だろうと、先を急ぎました。
帰りに、再びここに寄ってどうなったか探してみました。
居ました居ました。

【写真104】
あまり良い場所ではありませんが、本人がそこを選んだのであればしょうがありません。
数時間後に羽化が始まると思うので、頑張れよと声をかけて、その場を後にしました。
木に戻したときに、顔を撮っていました。
セミの口はストロー状になっていて、それを木に刺して樹液を吸います。
顔のアップの写真を見ると、口のストローの先には、少し切れ目が入ってるんですね。
知りませんでした。

【写真105】
散歩を終えて家に帰りました。
夕食を済ませ、一休みしていました。
そうだ、あの幼虫はどうなったかな。
もう羽化が始まってるんじゃないかと、気になり始め外に出ました。
現場に着き、懐中電灯を照らして探しました。
すぐ見つけました。
羽化が終わって、抜け殻にぶら下がっていました。
羽化したてで、真っ白けっけです。

【写真106】
無事羽化できたか、良かった。
アスファルトの上で、ひっくり返ったままだったら、きっとアリの餌食になっていたと思います。
小さな命を救えました、良かった。
秋山 孝

——コメント——

良かったですね。私は以前セミの羽化を撮りたくて、暗くなって幼虫を探しに行き、見つけると持ち帰り
小枝をセットして写真を撮りました。アブラゼミも羽化したばっかりの時はきれいですね。ミンミンゼミは
最高でした。朝には元気よく外に飛んで行きましたが、外敵もいっぱいです。授かった命をまた次の
世代に伝えてくれたらいいですね。
By:tomiko

——
セミの羽化を撮りたくて、幼虫を家に持ち帰って撮影したんですか。
やりますね。
カメラ好きは誰でも、セミの幼虫の羽化を撮りたいと言う気持ちが、ふと沸き起こるんですよね。
私も、どうしても撮りたくて2009年7月20日の夜、湘南台公園に行って 「アブラゼミ」 の羽化を撮影したことがあります。
羽化開始から終了まで30枚程撮影しました。
撮った写真を取捨選択して、18枚の連続写真として 「ふじさわ自然通信」 に載せました。
大庭自然探偵団のある団員がそれを見て、ぜひ提供してほしいと言われて提供しました。
その人が、写真をもとに作ったパンフレットの先頭には、以下のように書いてあります。
「 写真で見るセミの羽化
写真提供:ハンドルネーム「湘爺さん」
(藤沢市市民電子会議室・WEB版「ふじさわ自然通信」から)」
それをどこに配ったのか全く覚えていません。
何だか、昔のことを思い出してしまいました。
懐かしいな。
秋山 孝
By:湘爺

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