サクラの開花が遅い年は、カラシナの満開と重なり、
川岸は淡いピンクと明るい黄色に彩られます。
4月の観察会でこの景色を楽しめるのは、何年振りでしょうか。
斜面林は、コナラ、クヌギ、エノキなどの樹々が芽吹いて、
新葉の微妙に異なる色合いに心躍ります。
暖かな陽射しの中、足元の小さな草花もじっくり見ながら、ゆっくり、のんびり歩きました。
花や実の見られた植物
ハナヤエムグラ、ヤエムグラ、カラスノエンドウ、タチイヌノフグリ、オオイヌノフグリ、キュウリグサ、ハナイバナ、スイバ、スズメノエンドウ、カタバミ、ノゲシ、オニノゲシ、シロツメクサ、ベニカタバミ、オニタビラコ、スズメノヤリ、オランダミミナグサ、セイヨウタンポポ、カラシナ、ノボロギク、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、スズメノカタビラ、トウダイグサ、コハコベ、ミゾイチゴツナギ、ナガミヒナゲシ、アレチギシギシ、ツタバウンラン、ムラサキケマン、ハハコグサ、ナズナ、ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、ケキツネノボタン、レンゲ(ゲンゲ)、スズメノテッポウ、セトガヤ、タネツケバナ、コオニタビラコ、オオジシバリ、キツネアザミ、スカシタゴボウ、ギシギシ、アレチギシギシ、ハルジオン、ムラサキサギゴケ、シロバナマンテマ、シロノジシャ、クサイチゴ、トネリコ、コナラ、クヌギ、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、イロハモミジ、オニグルミ、など
写真に撮ったものから、いくつか
サクラとカラシナに彩られた川岸、まだまだ、じゅうぶん綺麗でした。
この時期、可愛らしい、イロハモミジの花
珍しく、トネリコの花が見られました。
クヌギは満開。長い花穂を風に揺らしています。
ハナヤエムグラが今年はよく咲いていました。
田んぼで、コオニタビラコがたくさん咲いて
スズメノテッポウがツンツン伸びて、
姿は似ていますが、葯が白いセトガヤも。
レンゲもきれいに咲いていました。
キツネアザミが1株だけ、わずかに開花。
シロバナマンテマもこの時期の花です。
最後に集まった所に点々んと咲いていたムラサキサギゴケ
集合場所へ向かう途中、遠かったのですが、田んぼでキジのペアーを見かけました。
♀がちょっと羽を広げて、ストレッチ。
♂は♀の方を向いて、大きな声で、ケンケン、バタバタ、と、ホロ打ちをしてくれました。
ヤブキリの幼虫を見かけました。草の上ではなく、フェンスの上。あまり見かけない場所でした。
ナナホシテントウの幼虫が、ケキツネノボタンの葉にいました。
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