今日は、藤沢サンクチュアリの遠藤笹窪谷の保全作業の予定でした。
でも、雨のため中止になってしまいました。
藤沢サンクチュアリの初期のころに買った作業着は、
随分長いこと着ていて、ボロボロです。
その為、先日、新しい作業着を買いました。
今日は、そのお披露目の予定でしたが、残念、中止になってしまいました。
お披露目は、次回に持ち越しです。
作業が中止になったので、
ふと思い立って、カメとスッポンについて紹介しようと思いました。
以前、引地川の湘南台地区を散歩していました。
ここの土手は自然が残っていて、昔ながらの川の土手が好きでした。
ここに、日本古来の「ニホンイシガメ」が居ました。
下の写真は 2009年11月に撮影したものです。
更に「クサガメ」も居ました。
「クサガメ」は、韓国や中国からの外来種のようです。
この写真は 2011年4月に撮影したものです。
ところが、2011年から引地川湘南台地区の
下土棚遊水地を造成する工事が始まりました。
作業はのんびり始まりましたが、
造成に当たって、
引地川のしゅんせつ工事や土手のコンクリート化なども行われました。
その為、引地川の湘南台地区に居た
「ニホンイシガメ」と「クサガメ」は全滅してしまいました。
工事が始まって、土手は歩けなくなるし、殺伐として散歩する気にもなりません。
それで、朝の散歩を境川の今田遊水地に切り替えました。
今田遊水地には「ニホンイシガメ」は居ませんが、「クサガメ」は居ます。
「ミシシッピアカミミガメ」は、もちろん居ます。
「ミシシッピアカミミガメ」の黒化したのも居ます。
「ミシシッピアカミミガメ」は繁殖力が強く、
しかも、他の亀の卵を食べてしまいます。
その為、池や川では他の亀は駆逐され、
「ミシシッピアカミミガメ」だらけになってしまいます。
今田遊水地も、恐らく「クサガメ」の卵が
「ミシシッピアカミミガメ」に食べられていると思います。
そのせいだと思いますが、
以前に比べて「クサガメ」の数が少なくなったような気がします。
「クサガメ」にとって「ミシシッピアカミミガメ」は敵なはずですが、
親同士は、不思議に仲が良いんですよね。
例えば、「親亀の背中に子亀を乗せて」なんて歌がありますが、
「クサガメ」が「ミシシッピアカミミガメ」の背中に乗っている光景を目にしいたことが有ります。
下の写真をご覧になってください。
それとか、仲よく並んで世間話しているような光景も目にしました。
どうなってるんでしょうね。
さて、話題を変えて、今度は「スッポン」の話をしましょう。
引地川の湘南台地区を散歩していて、川を覗くと「スッポン」が居ました。
ビックリしました。
かなり大きな「スッポン」です。
2008年ころの話です。
下の写真をご覧になってください。
実は、「スッポン」の居た所の土手の上に、
すっぽん料理の店があったんです。
もしかしたら、大きくなりすぎた「スッポン」を川に捨てたのか、
あるいは逃げ出したのかもしれませんね。
今田遊水地にも「スッポン」が居ます。
「スッポン」は、繁殖もしているようで、子供「スッポン」も居ました。
今田遊水地には、かなり大きなスッポンが居ます。
何だろうと思って調べると、アメリカの「フロリダスッポン」でした。
「フロリダスッポン」が公園部分に出てしまったとき、
職員に見つかり、処分されたそうです。
その為、それ以降見かけて居ません。
あるとき、何か浮いているんで、何だろうとカメラでズームして確認しました。
すると、大きなスッポンらしきのが浮いてました。
結構大きく、首が太いですね。
ゆらりゆらりと移動して、何かの拍子にひっくり返りました。
すごいですね。
何となく、大きそうだなと思うでしょう。
「カメ」と「スッポン」について、
思うままに書きました。
楽しんでもらえましたか。
気持ち悪いと思った人もいるかもしれませんね。
湘爺
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