7月8日の朝、遊水地の散歩に行ってきました。
太陽が出ると強烈な蒸し暑さになるので、曇り空で良かった。
遊水地に到着して、散歩カバンから戦車みたいなカメラを取り出し、首に下げ設定を確認します。
さて、散歩を始めるかと歩き出そうとすると、なんと、雨がぱらついてきたではありませんか。
傘は念のため持ってきていたので良いですが、天は何と意地悪な事か。
傘を差しながら遊水地を撮りました。
今日はいつもの遊水地に戻っていました。
公園部分の水は引いて、ビオトープもいつもの水量で構造物も見えています。
雨がぱらつきましたが、少しして止んでくれました。良かった。
遠くの葦原に「カワセミ」が飛び込みました。
豪雨で水が越流堤を超えて公園に流れ込んだわけだから、葦原も水に浸かったはずです。
そのせいで、「カワセミ」の後ろの葦原は泥まみれになっていますね。
おっ、「ウシガエル」が久しぶりに姿を見せてくれました。
鳴き声ばかりで、なかなか姿を見せてくれませんでしたが、ようやく姿を見せてくれました。
何かが動いているなと、カメラを向けると「カワラヒワ」でした。
あれっ、遊水地斜面の雑草が刈払い機で刈られています。
刈った草は放置してあります。
生えている草に様々な虫が居て楽しませてもらっていたのに、残念。
でも、そのおかげで下の様々な小さな虫がむき出しになり、鳥の絶好のえさ場になっています。
「ムクドリ」が沢山エサ採りをしていました。
おっ、その中に「ホオジロ」を発見。
オスとメスです。
斜面の草が刈られてしまって虫が見当たらず、道の反対側の境川の斜面を覗くと、さっそくお馴染みになった「ゴマダラカミキリ」を発見。三匹いました。
遊水地の下流側に行くと作業員がたくさんいました。
刈った草の運び出しをしていました。
斜面の上に居る人が、強風機で刈った草を下に払います。
その下に居る人が、強風機で飛ばされた草を熊手で掻いて下に下ろします。
下の方にたまった草を、右下の黄色い三つ指重機が指で挟んで運び、青色のゴミ収集車の前に落とします。ゴミ収集車の作業員がそれを車に乗せます。満杯になったら捨てに行くんでしょうね。
こんな状況では、何もいませんね。
再び境川の斜面を覗くと、「アマガエル」を発見。
「アマガエル」の左に居る小さな虫は「コフキゾウムシ」じゃないかな。
見渡すと全部で四匹いました。
雨模様ですからね。
少し位置を変えると、オレンジ色の綺麗な花が目につきました。
家に帰って調べてみました。
「ヤブカンゾウ」か「ノカンゾウ」だと思いますが、どちらでしょうか?
「ワスレグサ」に含まれるそうですね。
さっきから「カルガモ」はどうしたんだろうと思っていたら、ようやく一羽発見。
遊水地の越流堤兼遊歩道に行き公園側からビオトープを眺めました。
蓮の蕾が一輪出ていましたが、行ってみると蓮の葉が茶色く変色しています。
どうしたんだろう。
そうか、豪雨で水が越流堤を超えたんだから蓮は水没して被害を受けたんですね。
何とか復活してほしいです。
蕾を見ると黒っぽくなっていて、そこに「コフキトンボ」が留まっていました。
蕾よ、何とか復活してくれ。
おっ、「チョウトンボ」が居ました。今年もたくさん発生しそうですね。
メスとオスです。
「アオサギ」です。
深いところに居ますね、足が見えません。
近くにバッタが居ました。
褐色型の「トノサマバッタ」のようです。
お馴染みの「ショウジョウトンボ」です。
今日は「カイツブリ」を見聞きしませんでしたね。
今年はここでの産卵はあきらめたのかな。
さて、そろそろ引き上げましょう。
秋山 孝
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