今田遊水地( ホシゴイ登場 など )

8月22日の朝に、遊水地散歩に行ってきました。
今日は「チンチン電車の日」なんですね。
明治36年に東京電車鉄道の路面電車(チンチン電車)が新橋-品川で営業を開始した日なんです。
今日は曇り空です。
遊水地の上流側で「カイツブリ」の鳴き声が響いてきました。
でも、葦原の中のようで姿は見えませんでした。
向こう岸の葦原からヒッヒッヒッヒッと「セッカ」の地鳴きが聞こえてきます。
遠いいし葦原の中では姿を確認できません。
今日の「アオサギ」はじっとしたままでした。

【写真101】

向こう岸の冠水による泥をかぶった芝生奥に鳥が降りるのが見えました。
カメラを向けてズームアップすると「イカルチドリ」でした。

【写真102】

遊水地の水がだいぶ引いてきて、石組みを支える杭の頭が少し出てきました。
その杭に「コサギ」が居ました。

【写真103】

その近くの別の杭には「カルガモ」も居ます。

【写真104】

先ほどの「コサギ」が飛び上がって、「カルガモ」の後ろ上の葦が倒れているところに降りました。
カメラを「カルガモ」から上の「コサギ」に移動して確認しました。
そして、ゆっくり左右にスキャンしながら「セッカ」が居ないか探しました。
左右にスキャンしながら少しずつ下に移動させました。
すると、な、なんと、「ホシゴイ」が居るじゃありませんか。
「ゴイサギ」の幼鳥です。

【写真105】

葦原の中に居るので、肉眼で見ても分かりません。
たまたまカメラでスキャンして見つかりました。ラッキー。
ここで見るのはずいぶん久しぶりです。
川風で葦が揺れて「ゴイサギ」の姿がもう少し見えるのを待ちました。
そしてパチリ。

【写真106】

すると「カワセミ」の鳴き声が聞こえて、「ゴイサギ」と私の中間地点でホバリングしました。
撮ろうとカメラを向けると、水にダイブして水中から出て向こう岸のガマの穂に留まりました。
狩りは失敗したようで、嘴に何も咥えていません。

【写真107】

今日の「チュウサギ」です、なぜか羽が逆立ってますね。

【写真108】

今日は「ダイサギ」を見かけませんでした。
ふと、境川を覗いてみると「ハグロトンボ」が産卵していました。

【写真109】

何となく近くに居た「カルガモ」を撮りました。

【写真110】

先ほどの「ホシゴイ」の居たところに戻って来ました。
向きを変えて羽繕いをしていました。

【写真111】

【写真112】

下の写真は瞬膜を閉じたところですね。
羽繕いをしているので、下の水面を見ると羽がいくつか落ちてます。

【写真113】

羽繕いを終えてさっぱりです。

【写真114】

このまま居ついてくれると良いんですけどね。
遊水地公園部分に「ハクセキレイ」が居ました。

【写真115】

遊水地公園の水は完全に引きました。
でも、「ハクセキレイ」の写真を見るとわかるように、泥がだいぶ入り込んでいます。
まだ公園部分の整備が出来ていないので、当分閉園は続きますね。

秋山 孝

コメント

  1. misako より:

    最近は雨が降れば大量になることが多く、遊水地の役割はとても大きいですが、その度に清掃というのはずいぶん無駄なことですね!
    他に私は大庭遊水地しか知らないですが、ここは後で清掃なんてことはないと思います。最初の設計段階での考え方の違いなのか、または大庭の場合は、最初の設計の後、半分は自然のまま残す(そうすることでゴミや泥が自然の状態部分に引っかかって奥まで行かない)ということに変更したことが良かったのか?などつらつら考えます。

    • 湘爺 より:

      一年のうちで遊水地が冠水する日数はほんのわずかです。
      そのため、広い遊水地を全てビオトープとするのはもったいない。
      半分を公園として市民に開放する形態にしているんだと思います。

      大庭親水公園は、川の流れの幅に対して土手間の幅が広くなっていて、川そのものに水の収容能力があります。
      さらに、遊水地部分は木道があってそれ以外は自然のままです。
      木道は冠水しても大したことないです。
      こんなことから、冠水した後の清掃は不要です。

      その場所の立地条件に大きく左右されるような気がします。
      それと、考え方ですね。

      秋山 孝

タイトルとURLをコピーしました