聖ケ谷で、「え、何これ?」と思う、黒いチョウがいました。
調べてみると、クロヒカゲの御蔵島産の亜種、のようです。
クロヒカゲには本州産と御蔵島産の2亜種がいるそうで、
こんなに黒々したクロヒカゲ、初めて見ました。
ヤブガラシの花に、コチャバネセセリ。
林縁でセンニンソウがきれいに咲いて、遊水地ではタコノアシが花を付けていました。
午後はまた長久保へ。
一昨日の午後に見られたサンコウチョウは、昨日は、朝のうち、2羽確認できましたが、
その後、見えなくなってしまいました。昨日朝のサンコウチョウ。
今日はヒヨドリの若が賑やかでした。
まだクチバシの端に黄色味が残っています。
同じ樹に若が4羽チョコチョコ動いて、1羽がヤマボウシの実をくわえていました。
近くに、ガビチョウの若も。可愛い感じです。
せっせと羽繕いをしていました。
ウグイスが何度もよく見える所に出てきました。
アオバハゴロモを追って、パッと地面に降りましたが、捕えそこね、
ちょっと石垣に止まって、また枝の中へ戻りました。
コメント
これはムシクイでしょう。頭央線がないのでセンダイではないと思います。メボソ系かエゾか。下嘴の色とか、眉半の長さで区別ができたような気がします。誰かヘルプお願いします。
なんか違う気もしたのですが、
ムシクイは高い枝を動いていて、地面に降りたりしない、と思っていたので、
こんな動きだし、ウグイスなんだろう、と。
センダイムシクイはかなり緑がかっていて、
下クチバシの裏全体が黄色いので、分かりやすいのですが、
この仲間は黙っているとよく分かりません。
奥へ入って見えなくなったのですが、しばらくして、
小さな声でしたが、ケキョケキョという声が聞こえました。
よくウグイスが居る所なので、声の主は別だったかもしれないのですが、
やっぱり、ウグイスなのね、と。
エゾとかメボソなどのムシクイ類だと、見たことのない行動です。
おぐちです。
トップの蝶はクロコノマチョウの夏型です。
おそらくオスかな、という感じです。
いやーまいりましたね。ウグイスには大雨覆に幼鳥にも白線が出ないというのが私がムシクイだろうとみた理由です。色々調べると、頭の色と、背中の色の違いがあるのでエゾムシクイだろうと思われます。奥に入った所に別のウグイスがいたとしか考えられませんね。
高橋さま
見たものと、声の主が違うことは多々あるのですが、
何か違うかも、だけど、ウグイス? という時に、
同じ茂みから声が聞こえて、やっぱりウグイス、と思ってしまいました。
ウグイスは幼鳥でも、あの白い点々はないのですね。
有難うございました。
小口さま
私の思っているクロコノマチョウと、羽の先端の形が全然違っていて、
持っている図鑑には、こういう形のクロコノマチョウは出てなかったので、
別の似たものを一生懸命探してしまいました。
クロコノマチョウ夏型、と検索してみたら、
「夏型は羽の突起がゆるやかで、はっきりしなくなること、
季節によって、色や形の変異が大きいので、図鑑で見るのと違っていることも多い」
と書かれていて、「そうなのか」と初めて知りました。
知っているはずのチョウですが、こんなに変化があったとは・・・。
有難うございました。
ここに載せることで、色々教えていただけて、感謝です。