9月25日の朝は、長後方面への買い出しツアーです。
そのため、遊水地散歩はしないつもりでした。
でも、何か気持ちが引かれるというか、呼ばれているような何かを感じます。
よし、ちょっとだけ遊水地散歩をしてこようと、早めに家を出てシャキシャキ歩きで行ってきました。
遊水地は曇り空で、風が結構強く吹いています。
でも、その風が気持ち良いこと。
夜中に雨が降ったようで濡れていて、小さなカタツムリが出迎えてくれました。
遊水地を見回しました。
お~~、久しぶりに「カイツブリ」のカップルが居る。
カメラを向けて覗きました。
あれっ、一羽はやけに色が薄いな、冬羽になったのかな、いや違うな、あっ、幼鳥だ。ビックリ。
慌ててシャッターを押しました。
向こう側が幼鳥で手前側が親です。
ズームアップして、こちらが親の「カイツブリ」で、いつもの姿です。
こちらが子供の「カイツブリ」です。
大人と同じサイズまで成長しています。
顔を見ると、赤ちゃんの顔の縞模様の痕跡が感じられますね。
もっと撮りたかったけど、すぐ葦原の陰に隠れてしまいました。
昨年は「カイツブリ」のカップルが、巣作り、産卵、抱卵を行いましたが、ヘビに襲われて卵が全滅しました。
改めて巣作り、産卵、抱卵を行いましたが、再びヘビに襲われてしまいました。
何度も何度も同じことの繰り返しで、とうとう産卵をあきらめてしまいました。
そのため、今年に期待して居ました。
でも、今年はカップルでいるのを時々見かけますが、巣作り産卵と言う雰囲気を感じません。
今年は繁殖行動をしないのかなと、寂しく思ってました。
ただ、葦原の中から鳴き声が聞こえてくるのを何度か聞きました。
その時は、もしやと思いましたが、葦原で見えないのでそのままにしてました。
おそらく葦原の中で密かに、巣作り、産卵、抱卵、育児をしていたんでしょうね。
卵は数個産むはずですから、生き残ったのはこの一羽だけなんでしょうね。
大人と同じサイズに成長するまで、人に気付かせなかったんですね。
いや~~、幼鳥に出会えて感激です。
葦原の陰から出てくるのをしばらく待ちましたが、出てくる気配がないので先に進みました。
今日は、何故か「カワセミ」をよく見かけます。
枝に留まっている姿があちこちにありました。
これだけでなく、飛んで来て向こう岸の葦原に留まったのも居ます。
再び「カイツブリ」の幼鳥を見たところに戻ってきました。
親が居ました。
しばらく様子をうかがっていると、来た、出てきた、幼鳥が再び姿を見せてくれました。
こんなに大きくなってますから、一人前に水に潜ります。
おそらく狩りもできるんじゃないかな。
親が幼鳥を見守っています。
いや~~、今日は感激です。
何かが私を突き動かしたのは、「カイツブリ」の幼鳥を私に見せるためだったのかもしれません。
神様、ありがとうございます。
さて、急いで帰らねば。
秋山 孝
コメント
2年ぶり(?)の赤ちゃんですか?昨年の悲しい結末を何度も経験なさった湘爺さん‥よかったですね〜夢のようでしょうね〜おめでとうございます😊赤ちゃん可愛いですね💕
misako さん、ありがとうございます。
私が今田遊水地に通い始めたのは2019年12月ころからです。
ですから、一昨年より前のことは、よく知らないんですよ。
幼鳥が無事に元気に育ってくれることを期待してます。
秋山 孝
見守り続けていらした湘爺さんだからこそ、用心深いカイツブリのお母さんもこどもを見せてくれたんですね、きっと!
nontaba さん、ありがとうございます。
そうだと嬉しいですね。
これから楽しみですね。
思い返すと、写真を撮ってありがとうと心の中で言うと、スッと隠れることが有るんですよね。
秋山 孝