12月6日の朝、遊水地を散歩してきました。
曇り空で太陽が無く、川風も少し有って寒いこと。
カメラを持つ手が冷たく、シャッターボタンを押す人差し指が寒さで固まって押しづらいこと。
雲もこんな感じで薄暗い雰囲気で、シャッタースピードが遅く撮りにくいですね。
遊水地に到着し、上流側から下流側に向けて歩き始めました。
上流側に石組みがあって、いつもその上流側に「カワウ」が並んで居て、下流側に「コガモ」がうずくまって並んでいます。
でも、今日は一羽も居ません。
いつも斜面で食事している沢山の「オオバン」もいません。
上流側はなにもおらず静かです。
どうしたんでしょうね。
歩いて下流側に移動すると、居ました。
皆、下流側に集まっていたようです。
何かあったのかな。
少し遠いいけど、「カワウ」が何かを捕まえたようです。
そばで「オオバン」が、おこぼれにあずかろうとしているのかな。
急いでズームアップ。
やはり魚を捕まえていました。
捕まえた魚は「フナ」のようで、上の嘴が魚に刺さっています。
嘴が魚に刺さっていては食べられないので、外すために動き回っていました。
魚を外すと水に沈んでしまうので、慌てて潜って取ってきます。
飲み込もうとすると、魚が重いのか落ちてしまって呑み込めません。
再び頭を水に漬けて魚を拾い上げ、飲み込もうとして又失敗します。
要領の悪い「カワウ」ですね。
でも、ようやく飲み込む態勢に持っていけました。
よかったですね。
下流側に集まっているカモ類は、向こう岸側に居て遠いいですね。
そんな中、割と近くにカモが居ました。
色合いやサイズに形が普段見慣れたカモ類と違うような印象がありました。
何だろうと思ってカメラを向けると、「スズガモ」のメス?いや「キンクロハジロ」のメスだ。
最初冠羽が感じられなかったので「スズガモ」のメスかと思いましたが、嘴の付け根に白斑が無いので「キンクロハジロ」のメスでしょう。
「キンクロハジロ」のメスで冠羽が感じられないのも居るようです。
昨年は10月21日に登場したので、今年は遅めに登場ですね。
ズームアップしました。
久しぶりに見る姿です、
食事中の様で、何度も潜水を繰り返していました。
食事が終わったようで潜水をやめて、くつろいでいました。
そして羽繕い始めました。
寒いですね、そろそろ引き上げましょう。
今日は「キンクロハジロ」に出会えたので、寒い中、暖かい心で帰れます。
秋山 孝
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