半年ぶりくらいになりますが、姉と広町緑地へ行ってみました。
トンボやチョウが色々、ウグイスの囀る姿が見られ、行ったかいがありました。
ウグイスの囀りがあちらから、こちらから、聞こえていました。
コナラの枝の中を動きまわりながら囀っていたウグイス。
大きな口を開けているところが見えました。
カワトンボが2か所で見られました。 アサヒナカワトンボでいいのかな。
縁紋が赤いので、無色型の♂かな
これは羽が橙色で、白い縁紋。 橙色型の♀?
小型のサナエトンボを2か所で見かけました。 見たことが無い感じ。
図鑑に、腹部10節の側面が突出する、との説明で描かれていた絵がそっくりなので、
ダビドサナエでいいかな?
正面顔
後ろから
小池さんが笹窪谷で出されていましたが、ここでもシオカラトンボ♀が見られました。
チョウもいくつか
アカタテハが数か所で
ジャコウウアゲハがセリバヒエンソウで吸蜜
帰り際、路上にも
コチャバネセセリを今年初めて見かけました。
ツバメシジミの♀が、カラスノエンドウで産卵の様子でした。
マルバウツギが咲き出して。
ツボスミレは大きなまとまりで、花盛りでした。
コメント
ご無沙汰しております。
おぐちです。
ダビドサナエ、間違いありません。
広町での記録は聞いたことがないので、最近になって発生をはじめたものでしょうか。
ぜひ正式な報告にしたいので、情報と画像をお貸し願えませんでしょうか。
ちなみにカワトンボはどちらもアサヒナカワトンボで無色♂と橙色♂です。
縁紋の色は、成熟度合いによって変化しまして、未熟な時はオスでも白いのです。
シオカラトンボが羽化直後にはムギワラ色なのと同じで、メスに似せることで未熟な個体が縄張り争いに巻き込まれにくくするためではなかろうかとも考えられます。
小口さま
有難うございます。
ダビドサナエで良いのですね。
この時期、横浜自然観察の森では見られる、と聞いていて、見たいなあ、と思っていましたが、
広町緑地で、というのは聞いたことがありませんでした。
よく似たクロサナエとの違い、ということで図鑑に載っていた絵があったのですが、
そこが分かる写真がたまたま撮れていて、良かったです。
今回撮った写真で良ければ、メールでお送りいたします。
一つ質問ですが、
カワトンボは、♂は無色型と橙色型があって、♀は白色型だけ、と思っていましたので、
橙色の羽に白い縁紋があって、あら? と思いました。
この個体は成熟とともに縁紋が赤くなる、ということだと思いますが、
橙色型の♀、というのも居るのでしょうか。
ダビドサナエの仲間というのは日本に5種類ほどおりまして、まぁ同定の面倒なグループです。
そのうち神奈川県には2種類。ただクロサナエは丹沢や箱根にしか生息しないので、場所でもある程度は区別できます。
山地で見た場合には・・・胸の部分を横からわかる画像があれば、最低限は区別できます。
カワトンボ類ですが、東日本ではオスが無色と橙色、メスが無色のパターンだけです。
ですのでこの個体はオスですね。
ただ、これもまた面倒で、西日本に行くとニホンカワトンボに淡橙色型のメスというのが出ます。いろんなパターン、変異が出るから面白いのですけど。
ちなみに・・・100%橙色型のメスがいないという保証もありません。遺伝的な変異なので、突然変異で生じる可能性がゼロではないのです。もし怪しいのがいましたらお知らせください。
小口さん、有難うございます。
橙色型は♂、と思っていたのは、一応間違いではない、ということですね。
無色型で縁紋が白くても、若い♂の可能性もある
もしかしたら、橙色型の♀が居るかもしれない・・・。
色々、複雑なんですね。
♂か♀かは、腹部先端の形をちゃんと見ないといけないんですね。