西富 ヒタキ3種、ホソミイトトンボ 

植物調査で西富方面へ行きました。 植物を見ながら斜面林のルートを登って上の公園へ出ると、
パラパラと動く鳥の姿。 最初に目に入ったのは、コサメビタキ。
すぐに見失ったのですが、よく見える所に止まったヒタキが。
初めキビタキ♀、と思ったのですが、後でよく見てみると、
体の形、上クチバシの先端が少し下に曲がっている、などから、
オオルリ♀かな、と思います。 いずれにしてもこの秋初めて見られました。 

エゾビタキも数羽動いていました。 良い所に止まってもらえませんでしたが、
こちらもこの秋、ようやく見られました。

一旦公園を離れて、調査続行。 昼食に戻ると、コサメビタキが。 こちらもこの秋初めてで、
嬉しくなりました。

斜面林を移動中に、イトトンボを何度も見かけました。 細くてとても長い体。
ホソミイトトンボだと思います。

数頭見かけてのですが、明らかに小さいものも居ました。
やはりホソミイトトンボで良いのかな。。 調べてみると、
春に生まれた夏型は小さくて、夏型から生まれた越冬型は大き目のよう。
秋は両方が混在する、と書いてありました。こちらは見た目にもはっきり小さかったので、
夏型?

ようやくキンモクセイの香りが漂い始めました。 今年はずいぶん遅い開花でしたが、
この時期にこの香りがないと寂しい、秋の香り。

水道道の土手に、ツリガネニンジン、アキノタムラソウ、

ゼンマイyが胞子葉をニョキニョキ出していました。


キリギリス系の虫がパタパタと目の前を飛んで、地面に降りました。
ヒメクダマキモドキかな? この秋初めてのものが、色々楽しめた今日の活動でした。

コメント

  1. kazunaritt より:

    私はキビタキの雌幼鳥でいいと思います。オオルリの雌は一度しか見ていないので図鑑の写真と見比べるしかないのですが、オオルリはもっと褐色がかっているように思います。私がいつも見ている一番の決め手はキビタキは腰の色が黄緑に近い色で上尾筒が褐色ぽくてコントラストがあります。オオルリは腰と上尾筒が同じで色だと思います。写真によるとオオルリは腹が白となっています。オオルリの嘴の先端が下に曲がっているという記述が私の図鑑にはないんです。唯一「嘴峰は前半に於いて湾曲している」という意味不明な記述がありました。ま、tomyさんの直感通りキビタキじゃないですかね。

  2. tomy より:

    高橋さま

    有難うございます。 
    色味の感じからキビタキの♀、と思ったのですが、
    1枚目の写真の体形がちょっと縦長の感じがして、もしかしてオオルリ?と思い、
    持っている図鑑を見てみたのですが、やはりよく分からず、
    インターネットで、キビタキ♀、オオルリ♀の区別が載っているのをみたところ、
    真横から見て、上クチバシの先端が下向きに曲がっていれば、オオルリ。
    キビタキは真っすぐで、それがポイント。
    と書かれているのがあったもので、聞いたことが無いけど、「そうなの!」
    となりました。 写真を拡大してみると、下向きに曲がっているので、
    やっぱりオオルリかな、と・・・。
    腰の色と上尾筒の色が決めてになるのですね。
    ♀の区別は難しいです。(>_<)

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