大庭自然探偵団観察会報告(1月:遠藤地区)

2024年1月14日、大庭自然探偵団の自然観察会が行われました。
今年最初の自然観察会は、遠藤地区です。

今日見聞きした野鳥は以下の 25種でした。
スズメ、メジロ、モズ、リュウキュウサンショウクイ、ハシブトガラス、
ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイズ、チョウゲンボウ、ビンズイ、ジョウビタキ、
ツグミ、ノスリ、オオタカ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、
カシラダカ、アオジ、ルリビタキ、キジバト、トビ、シジュウカラ、
カワラヒワ、コゲラ。

虫の主なものは以下の通りです。
ムラサキシジミ、アカボシゴマダラ幼虫、クビキリギス、エサキモンキツノカメムシ、
ツチイナゴ、アオツヤカメムシ。

植物はよろしくお願いします。

写真に撮れたものを中心に観察会の様子を紹介します。
他の人も、重複してもかまわないので、紹介してください。
写真をクリックすると、大きく見れますよ。
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今年最初の観察会は、素晴らしく良い天気でしたね。
まさに、観察会日和でした。
少し早く行って、集合前に軽く谷戸を散歩してきました。
遠藤笹窪谷公園の中を通って行きました。
青空が広がっていて、深呼吸したくなりますね。

【写真101】

さっそく目の前を鳥が横切って、木に留まりました。
いつも挨拶に現れますね、「ジョウビタキ」のメスです。

【写真102】

何やら沢山いるなと思ったら、「カシラダカ」でした。
地面で一生懸命食事をしてました。
薄暗くて撮りにくいなと思っていたら、飛び上がって木の枝に留まってくれたではありませんか。
ありがとう。

【写真103】

「アオジ」も木の枝に留まってくれました。
オスのようですね。

【写真104】

キーキーキーと騒がしい声が聞こえてきました。
何の声かなと近づいていくと、すでに tomyさん姉妹が居て写真を撮っていました。
「チョウゲンボウ」二羽が兄弟げんかのようですとの事です。
見れば居ます、急いでカメラを向けましたが、すぐ飛び出してしまいました。
何とか一枚ゲットすることができました。

【写真105】

上空に「トビ」が飛び去るところでした。

【写真106】

集合場所に急ぎましょう。
おっ、「ハクセキレイ」が手すりに留まってました。

【写真107】

集合場所に次々に参加者が集まってきます。
初めて参加される方、久しぶりの方、親子ずれの方など、楽しそうですね。
開会のあいさつをして、いよいよ観察会開始です。

【写真108】

参加者たちの観察風景です。

【写真109】

【写真110】

「ホトケノザ」と「菜の花」です。
青空に合いますね。

【写真111】

【写真112】

煙がたなびいている、おっ、焚火をしている。
あっ、どんど焼きしているんだ。

【写真113】

【写真114】

谷戸に降りていく参加者たちです。

【写真115】

【写真116】

谷戸奥を散策する参加者たちです。
ここで「ルリビタキ」が現れましたが、一瞬でした。
私は見逃してしまいました、残念。

【写真117】

谷戸底に到着。

【写真118】

谷戸底から出口の遠藤笹窪谷公園に向かって散策していると、
「チョウゲンボウ」が木に留まっているとのこと。
居ました居ました。

【写真119】

【写真120】

たぶん朝喧嘩していた「チョウゲンボウ」の片割れだと思います。
移動して角度を変えて「チョウゲンボウ」を撮りました。

【写真121】

【写真122】

最初メスかと思いましたが、 tomyさんが兄弟げんからしいと言っていた通り、
「チョウゲンボウ」の幼鳥の様ですね。
木に「ツグミ」が居るとのこと。
居ました、でも枝かぶりで見にくいですね。

【写真123】

あそこに居るのは「タヒバリ」ですかねと言うので、カメラを向けました。
最初「タヒバリ」かなと思いましたが、逆光で見にくい。
いくらか見やすいところに移動したので写真に撮って、拡大して見ました。
目の後ろの白斑が確認でき「ビンズイ」でした。

【写真124】

あっ、先ほどの「チョウゲンボウ」が飛び出して木に留まりました。

【写真125】

あっ、今度は下に降りて杭に留まりました。

【写真126】

「セグロセキレイ」が居ました。
日陰をちょこまか動くので、こんな写真しきゃ撮れませんでした。

【写真127】

「ノスリ」が居るとのこと。
見上げると居ました。久しぶりに見るな。

【写真128】

【写真129】

「ノスリ」がもう一羽居るとのこと。
遠いいな。何とか撮れました。
「ノスリ」じゃないとの声。
カメラの液晶で拡大して見ると、確かに「ノスリ」じゃないです。
「オオタカ」か「ハイタカ」です。
検討した結果「オオタカ」となりました。
遠くて急だったので証拠写真程度です。
(後日 kazunaritt さんが詳しく検討した結果「ハイタカ」であることが分かりました。
詳しくはコメントをご覧になってください)

【写真130】

最後に、ドドッと野鳥が現れましたね。
最後に本日のまとめをして解散しました。
なかなか楽しい観察会でしたね。
来月は2月11日で、大庭地区を散策します。
今から楽しみですね。

秋山 孝

 

コメント

  1. kazunaritt より:

    改めてみると、オオタカ、ハイタカノ区別難しいですね。私は体の太さからオオタカという判断をしましたが、メスの個体で太いハイタカの写真がありました。顔を見るとハイタカですね。良く判断に使う初列風切りも・・・・もう暫くお待ち下さい。

  2. kazunaritt より:

     お待たせしました、前にも言いましたが、体の太さ、尾羽の短さ、胴体の斑が不明瞭ということでオオタカだろうと結論づけましたが、湘爺さんの写真を大きくして改めてみますと、目の周りだけ黒い、初列の6番目が5番目より突出している、尾が角尾、初列の横斑がはっきりしている、初列の横斑が6本ぐらい、奥先が丸みを帯びるというハイタカの特徴が出ていること、尾が短く見えるのは角度によるもの、胴体のタカ斑がはっきりしないのは光線の反射のためと考え、ハイタカであると結論に達しました。勉強になりました。あと細かい違いについては「日本のワシタカ類」が良いですが高いので、「フィールドガイド日本の猛禽類vol.03ハイタカ」700円でお手頃です。本屋にはないのでホビーワールドというバードウォッチングのお店通販で買えます。

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