今田遊水地( アオダイショウ捕獲大作戦 など )

6月6日の朝、遊水地を散歩してきました。
一部青空もあるけど、曇り空ですね。
雲の切れ目から、たまに太陽が顔を出します。
写真をクリックすると、大きく見れますよ。

遊水地に到着すると、さっそく大きな「オオヨシキリ」のさえずりが聞こえてきました。
こうでなくちゃね。
ここに住み着いている、
何となく変な毛並みでなくて羽並みの「アオサギ」がお手入れをしていました。

【写真101】

角度を変えてもう一枚。

【写真102】

こんな空でした。
この後、雲がどんどん増えてきましたね。

【写真103】

大きな声でさえずってる「オオヨシキリ」です。

【写真104】

【写真105】

おっ、「イワツバメ」が近くを飛んだ。
何とか撮りました。

【写真106】

【写真107】

犬走に「カルガモ」が二羽居ました。
微妙に離れてるけど、近くに寄り添えば良いのにね。

【写真108】

あっ、泳ぎだしました。
そして葦原島に消えました。
私が居るから恥ずかしいのかな。

【写真109】

向こう岸に、管理センターの職員の女性と、顔見知りの男性が居ます。
下を見て何か話してます。
何してるんでしょうね。

「カルガモ」の親子を見かけませんね。
最初見たときは九羽居ましたが、翌日は八羽に減っていました。
ここには「アオダイショウ」が住み着いているので、
恐らく「アオダイショウ」に食べられたんでしょうね。
昨日見たときは、八羽無事でした。

以前ここで紹介しましたが、「カイツブリ」が巣を作って卵を産み温めていました。
しかし「アオダイショウ」に襲われてしまいました。
でも、「カイツブリ」はあきらめないで、新たな巣を作って卵を産み温めました。
でも、再び「アオダイショウ」に襲われてしまいました。
何度もこれを繰り返しました。
でも、最後に「カイツブリ」はあきらめて去りました。
それ以降しばらくここに「カイツブリ」が寄り付かなくなってしまいました。
最近、「カイツブリ」が戻ってきました。
安心していましたが、繁殖シーズンの今、再び「カイツブリ」を見かけなくなりました。

そんなことを考えながら、ぶらぶら歩いていると、
先ほど向こう岸で話していた、顔見知りの男性に会いました。
男性の話によると、犬を連れた人が側溝に「アオダイショウ」を見つけたそうです。
それで、近くにいた職員に連絡したそうです。
先ほど職員と顔見知りの男性が下を向いていたのは、
側溝の中の「アオダイショウ」を見ていたんですね。
丁度そちらの方に行く途中でしたが、
ぶらぶら歩きながら「アオダイショウ」は、もう居ないだろうなと思いました。
その場所に近づいていくと、数名の女性職員が居ます。
寄ってみると、まだ居るとの事です。
側溝の中を覗くと、居ました居ました「アオダイショウ」です。

【写真110】

【写真111】

男性職員が二名、軽トラで駆けつけてきました。
側溝のふたを取らねばどうしようもないので、取り外しました。
「アオダイショウが姿を現しました。

【写真112】

【写真113】

網や棒に火ばさみを使って、捕獲大作戦開始です。

【写真114】

【写真115】

せっかく網に入れても、うまく逃げられたりして、なかなか捕まえられません。
下手をすると、ビオトープに逃げられてしまいます。
どうも要領が悪いようです。
何となく逃げ腰の雰囲気です。
見るに見かねて、「アオダイショウ」が網に入った瞬間をとらえて、
私が手で「アオダイショウ」をつかみ、ビニール袋に押し込みました。
これで一件落着です。

【写真116】

ヘビをつかむときに、ヌルッとするのかなと思いましたが、ザラッとした感じでした。
後で職員の方が、手を拭いてくださいと除菌ウエットティッシュをくれました。

一件落着して土手に上がり、ビオトープを見回しました。
「オオヨシキリ」はさえずってますが、景色は静かですね。
ふと足元を見ると、な、なんと、「カルガモ」のヒナがうずくまってるじゃないですか。

【写真117】

数えてみると八羽居ます、良かった減ってない。
角度を変えてもう一枚。

【写真118】

でも、お母さんが居ないじゃないですか。
ヒナだけうずくまってます。
「アオダイショウ」からヒナを守らねばならないお母さんは、どこに行ったんでしょう。
見回すと、少し沖合に浮いてました。

「写真119」

なんだよ、ヒナを守る立場のお母さんが、ヘビが怖くてヒナを置いて自分だけ逃げたのかよ。
臆病者。
ヘビが捕まったのを知ったようで、土手に近づいてきました。

【写真120】

そしてヒナのそばに来ました。
「ごめんね」と言ったかな。

【写真121】

【写真122】

さて、管理センターに行って、冷えた缶コーヒーでも楽しむか。
行こうと思ったら、「コシアキトンボ」が留まってました。

【写真123】

管理センターでは、七夕の笹かざりの準備をしてました。

秋山 孝

コメント

  1. kazunaritt より:

     塩爺さん、アオダイショウは捕獲作戦はご苦労様でした。アオダイショウをつかむと手が臭くなるのですが、如何でしたか。それから、カルガモのお母さんをそんなに責めないで下さい。鳥の世界では、雛を守る努力はそれなりにしますが、親が危険にさらされた場合は、雛や巣を放棄するのが鳥の掟です。親が死んだら雛もほぼ死ぬでしょうし、雛が死んでも親が残ればまた来年新しい雛を育てて種族を保存できるという生物界のおきてがあるんですね。今回は両方無事で良かったですが、蛇は蛇で自分の種族を繁栄させなくてはいけないという使命があるんですよね。自然は厳しいですね。

    • 湘爺 より:

      「アオダイショウ」をつかんだ後、匂いをかがなかったので、
      手が臭くなっていたかどうかわかりません。
      職員の方から除菌ウェットティッシュを貰って噴いたので、余計匂わなかったようです。

      「カルガモ」の件、なるほど、そういうことなんですね。
      子孫を増やすことを考えたら、親の身を守るのが第一になりますね。
      ヘビだって、子孫を残すためには食べないとだめですからね。
      本当に自然界は厳しいですね。

      秋山 孝

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