今田遊水地( ホシゴイの瞬膜 )

10月22日に、今田遊水地で「ゴイサギ」の幼鳥「ホシゴイ」に出会い、昨日紹介しました。

【写真101】

撮った写真の中に、「ホシゴイ」の「瞬膜」が写っていたので紹介します。
「瞬膜」は、ここで何度か紹介しているのでご存じだろうと思いますが、少し解説しておきます。
人間の目は、眼球の外側に瞼があります。
瞬きするとき、瞼が上から下に降りて、また上に戻ります。
鳥の場合は違います。
眼球と瞼の間に、「瞬膜」と言う膜があります。
瞬きするときは瞼ではなく「瞬膜」が閉じます。
「瞬膜」の閉じ方は上下ではなく、目頭から横に閉じ始め目尻まで閉じて、戻ります。
また、瞬膜は基本的には半透明です。
鳥の種類によって半透明の度合いが異なります。
「カラス」の瞬膜は白色です。
体が黒いので、瞬膜を閉じると白が目立ちますね。
写真を見ると、「ホシゴイ」の瞬膜は透明に近いですね。
写真のせいかわかりませんが、写真を見ると、少し赤みがかった半透明のように感じます。
「ホシゴイ」が大人になると「ゴイサギ」になります。
「ホシゴイ」の黄色い目は、大人の「ゴイサギ」になると赤くなりますね。
「ホシゴイ」の瞬膜が赤みがかっているのと関係あるのかな。
下の写真を見比べてください。
左側が瞬膜が開いた通常の目で、
右側が瞬膜を三分の一ほど閉じた目です。

【写真102】

大きい元の写真も紹介しておきます。
上が通常の目で、下が瞬膜を三分の一ほど閉じた目です。

【写真103】

【写真104】

面白いですね。
写真をクリックすると、大きく見れますよ。

秋山 孝

 

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