今朝はどんよりでしたが、日中は時折日差しも出て観察日和となりました。しかし、昆虫のお出ましは少なく、野鳥たちがその分楽しませてくれました。
開始前に城址公園のトイレにフユシャク(蛾の仲間)はいないかと探し、2ヵ所の壁に3頭、周りの石垣でも2頭見つけました。冬に現れるフユシャクの生態はとても不思議です。メスは翅(退化)を持たず体からフェロモンを出してオスを誘い、両方とも成虫になると餌を摂らず、幼虫時に摂取し体内に蓄えたエネルギーで活動するそうです。夜行性なので朝、休んでいるオスは見つけやすいです。
最後に朝出会ったエナガの群れを載せますが、いつでも会えると嬉しい鳥さんです。
観察会最後の木道歩いている時も、エナガの群れが飛んで来ましたが、朝も木道脇にやってきました。その時のエナガたちの様子です。2月頃には営巣が始まり、群れを解消してつがいでの生活に入ります。
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