6月24日の朝、新聞を取りに玄関から出ました。
おっ、玄関の階段に黒い小さなものが点々とあります。
あっ、「オオスカシバ」の幼虫の糞だ。
今年も現れましたね。
玄関の脇に「クチナシ」が植わってます。
「オオスカシバ」は「クチナシ」に卵を産み付けるんですよね。
急いでカメラを持ってきて撮りました。
糞です。
「クチナシ」の木の中を探し回りました。
居ましたよ、久しぶりに見る姿です。
頭部分をトリミング。
お尻部分をトリミング。
上から撮りました。
そのうちに、玄関の階段が大量の糞で黒い点々だらけになるんですよね。
何匹か出てきますが、ほとんどは鳥に食べられちゃいます。
鳥がくちばしに咥えて、コンクリートに叩きつけた痕跡が残っているんですよ。
「オオスカシバ」は一見蜂みたいな蛾なんですよね。
蛾の翅は不透明ですが、「オオスカシバ」の翅は蛾なのに透明なんですよね。
漢字では「大透翅」と書いて、名前の通り翅は透明で鱗粉がありません。
昼行性で「ハチドリ」のようにホバリングしながら花の蜜を吸います。
幼虫は「クチナシ」を食草としています。
「クチナシ」はあまり大きい木ではないので、
幼虫の数によっては葉が食べられて丸坊主になってしまうこともあるようです。
我が家の「クチナシ」も、丸坊主近くなったことが有ります。
湘爺
コメント
これオオスカシバの幼虫だったんですね、
知りませんでした。
たまに庭の木や栽培しているトマトとかで
見かけました。食草が多いんですかね
オオスカシバが蛾というのも
最近知りました。
アブかなんかだとずっと思っていて
調べてもなかなかわからなくて
得体の知れない虫でした。
勉強になりました!