前日のビックリするような寒さも和らいで、初秋らしい穏やかな日になりました。
観察路からは良く見えない、民家の庭で咲いていたのでしょうか、何度か、かすかにキンモクセイの香りが漂ってきました。
いい香り、と思いながら、秋の花々や、色づいてきた実を楽しみながら、のんびり歩きました。
花や実の見られた植物
ノブドウ(実)、ノイバラ(実)、カントウヨメナ、ツユクサ、マルバツユクサ、ミズヒキ、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、クサギ(実)、ソクズ、カラスウリ(実)、ミゾソバ、キンエノコロ、コヒルガオ、ヒメジソ、サンカクイ、コガマ(実)、ヒメマツバボタン、アキカラマツ、セイバンモロコシ、ツリガネニンジン、アレチヌスビトハギ(実)、コマツヨイグサ、ユウゲショウ、セイヨウタンポポ、オオニシキソウ、コニシキソウ、オギ、ススキ、イヌタデ、ヒメジョオン、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、アキノノゲシ、ノゲシ、ヒレタゴボウ、ジュズダマ(実)、ヘクソカズラ(実)、エビヅル(実)、コブシ(実)、ブタナ、コブナグサ、イヌコウジュ、ヌカキビ、シマスズメノヒエ、アメリカスズメノヒエ、メリケンカルカヤ、マルバルコウ、ヌスビトハギ(実)、フジカンゾウ(実)、エノキグサ、クワクサ、ハナイバナ、ウリクサ、ザクロソウ、クルマバザクロソウ、ワレモコウ、カタバミ、ヒロハフウリンホオズキ、アオツヅラフジ(実)、ホドイモ、クコ、トキリマメ、ノダケ、コブシ(実)など
写真を撮ったものから
集合前に林縁で
ソクズの花 まだ咲いていてビックリでした
カラスウリの実
鮮やかになっていた、クサギの実
ノイバラの実は色づき始め
ノブドウの実も色づき始めていました
集合場所へ向かう途中で、1株だけ咲いていた、ツリガネニンジン
最近市内であまり見かけなくなった、アメリカスズメノヒエ。 穂がv字型です。
カツラの葉がきれいな色合いになってきました。
谷戸へ向かう途中で、マルバツユクサ。 大きな丸い葉ですが、花はずいぶん小ぶりです。
コブシの実 まだ綺麗な色を残していました。
実がきれいで、可愛くて、好きな、コミカンソウ。
クルマバザクロソウ 葉の形がザクロの葉に似ている、というのが名前の由来らしいです。
畑地に咲いていたヒメマツバボタン。 小さいけれど目立っていました。
毎年葉っぱだけで、花が無いねえ、と言っていた、ワレモコウが、今年は花を咲かせていました。
参加者が見つけて聞かれたのですが、とっさに名前が出てこなかった、ホドイモ。
久し振りに見ました。
ホオズキの逸出かと思いましたが、やはり参加者の方が検索してくださり、ヒロハフウリンホオズキでは、ということに。
私は見たことがなかったのですが、県の植物誌をみてみると、市内でも採集されていました。
アオツヅラフジの実も色づき始めていました。
谷戸へ入ると、嬉しいことに、ノダケの花が咲いていました。 あまり見られない季節の花。
株数も増えていて、あら~、という感じでした。
ハチが蜜吸いにきていました。 ノダケにハチ、というのも初めてみました。
谷戸の中はヒメジソがたくさん。 だいぶ咲き進んでいました。
ミゾソバも花盛りです。
ミゾソバの上にモワモワっとコガマの綿毛。
セイタカアワダチソウもあちこちで花盛りでした。
植物ではありませんが、見かけた昆虫たち
草地にちょこんと居たヒナバッタ
実生の小さなエノキの樹の葉で、産卵行動をしていた、アカボシゴマダラ。
去ったあとで、葉上を探してみると、小さな卵がありました。
アカボシゴマダラの卵って、初めて見ました。
オジロアシナガゾウムシがたくさんいました。
なんか可愛くて好きな虫です。
よく見かける、ヒメジュウジナガカメムシ
ホタルがも最近よく見かけます。 お腹の方が見えると、とてもきれいな青色なのですが・・・。
ギンヤンマがたくさん飛んで、産卵行動をしていました。
すぐ近くにアオモンイトトンボが2頭。ユラリユラリと飛んで、時々止まります。
みなさん撮られていましたが、この秋初めて見られたノスリ。 まだジョウビタキも見ていないので、初めての冬鳥です。
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