(10/14) 大庭自然探偵団観察会報告(大庭地区)

2018年10月14日、大庭自然探偵団の自然観察会が行われました。
今回の観察地は大庭地区です。
今日見聞きした野鳥は以下の18種でした。
チョウゲンボウ、オオタカ(幼鳥)、キジバト、ヒヨドリ、
スズメ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、ノビタキ、モズ、
トビ、カルガモ、カワラヒワ、チュウサギ、カワセミ、
オナガ、ムクドリ、カワウ。
解散後、コサギとアオサギを確認しましたので、それを加えて20種です。
昆虫の主なものは以下の通りです。
キマダラカメムシ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ウラナミジャノメ、
シオカラトンボ、イトトンボの仲間、モンシロチョウ、モンキチョウ、
イチモンジセセリ、エンマコオロギ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、
オカメコオロギ、コバネイナゴ、トノサマバッタ。
植物は宜しくお願いします。
写真に撮れたものを中心に観察会の様子を紹介します。
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朝起きたら、雨が降っていました。
でも、私は全く気にしませんでした。
なぜなら、今日は探偵団の日だからです。
探偵団の日は、観察会日和になるからです。
朝食を摂り、用事を済ませて昼食のおにぎりを買いに出かけました。
傘を持って家を出ましたが、もう、雨は降っていませんでした。
帰りがけには、青空となって太陽がさんさんと輝いて居ます。
そうです、そうです、こうなるんですよ。
車で出発し、解散地の親水公園に車を止めました。
さすがに雲が少し出てきましたが、観察会日和に代わりありません。
ブラブラ散歩しながら集合場所に向かいます。
引地川を覗くと、子供たちが竿をもって川の中に入って行きました。
元気ですね。

【写真101】
「モズ」の高鳴きが聞こえました。
木のてっぺんに「モズ」のオスが居ました。

【写真102】
集合場所に到着しました。
続々参加者が集まってきます、全部で16人?
新人が二人いたような気がしました。
観察会開始のあいさつがありました。
その中で、さっき遠くの鉄塔に「チョウゲンボウ」が二羽居たとのことです。
急いでカメラを向けてみました。
あっ、居ます居ます「チョウゲンボウ」が二羽います。
鉄塔の左側に一羽、右側に一羽います。しかし、遠い。

【写真103】
いよいよ観察会開始です。
まずは裏門公園の、のぞき窓から観察開始です。

【写真104】
皆さん夢中で覗きこんでますね。
中は静かで何の気配も感じませんでした。
もう一つの、のぞき窓に移動しました。
ここから覗いても中に、何の気配も感じません。
残念と思って、目を右の枯れ木に移すと、あっ、居た。
猛禽類の縦の留まり方をしている鳥の姿が、目に入りました。
急いでカメラを向けました。胸が高鳴ります。
高橋さんに確認してもらうと、「オオタカ」の幼鳥とのことでした。

【写真105】
「オオタカ」の顔の様子三種です。

【写真106】
じっとしているので、参加者全員堪能しました。
裏門公園を後に城址公園林縁を観察しながら散策します。

【写真107】
これは何でしょう。林縁の石垣に張り付いていました。
死んで、だいぶ乾き始めているようです。
「コウガイビル」ではないかと思いますが、どうでしょうか。

【写真108】
林縁を通って、水田地帯に出ました。
ここはまだお米が刈られてませんね。
植物を観察する参加者たちです。

【写真109】
たわわに実った稲穂です。
真ん中に緑色のカメムシが居るのがわかりますか。
「アオクサカメムシ」だと思います。

【写真110】
ちょっと遠いけど、上空を「トビ」が飛んでました。

【写真111】
稲をすでに刈ってあるところもありました。
刈った藁を紡錘形に立てた景色は、なんだか懐かしいな。

【写真112】
そのはるか遠くで、鳥がゆっくり飛びながら、ホバリングぽい動きもします。
急いでカメラで撮りましたが、はるか遠くで飛んでるので、ボケボケです。
これは何でしょうね。「モズ」っぽい顔つきと言う人もいました。

【写真113】
双眼鏡をのぞいていた tomy さんが、「ノビタキ」が居ると叫びました。
急いでカメラを向けましたが、遠い遠い。
今季初めて見る姿です。目いっぱいトリミングしました。

【写真114】
水田地帯を抜けて引地川の土手に出ました。
土手に出て、普通は引地川を眺めるんですが、参加者たちは反対側を向き始めました。

【写真115】
なぜ反対側を向いたのでしょう。
そこに、コスモス畑が広がっていたからです。

【写真116】
土手に蜂が居ました。「キイロスズメバチ」ではないかと思います。

【写真117】
散策しながら談笑する参加者たちです。

【写真118】
川に「カルガモ」が8羽ほどいました。

【写真119】
「スズメ」が一列に並んでいました。
口元に黄色味があるので、幼鳥たちのようです。

【写真120】
又一列に並んでます、おっと、こちらは参加者たちでした。

【写真121】
カメムシが居るとの声。
何カメムシだろうと、図鑑で調べ始めました。
その結果「キマダラカメムシ」であることがわかりました。
台湾~東南アジア原産の帰化種だそうで、最近、急速に分布を広げているそうです。

【写真122】
いよいよ楽しい昼食の時間です。
空は青く太陽がまぶしい、まさに探偵団日和です。
お弁当がおいしいですね。

【写真123】
昼食後、今日のまとめをして解散しました。
解散後少しだけ散策しました。
木道の所に居たメダカです。

【写真124】
やはり木道の所に居た蜘蛛で、「ナガコガネグモ」のようです。

【写真125】
「コサギ」が居ました。

【写真126】
「コサギ」を見ていたら遠くに「アオサギ」が飛んでいくのが見えましたが、撮れませんでした。
「モンキチョウ」が留まってました。

【写真127】
桜の木に「ミスジマイマイ」が張り付いていました。

【写真128】
おっと、「トノサマバッタ」が居ました。

【写真129】
「アキアカネ」ではないかと思います。

【写真130】
ソロソロ引き上げましょう。
いやいやいや、実に楽しい観察会でした。
次回は11月11日で遠藤地区です。
今から楽しみですね。
秋山 孝

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