(7/7) 引地川湘南台地区(カニ など)

ニュースを見ていると、あちこちですさまじい水害ですね。
引地川の水量もかなり多かったですが、幸い犬走りを超えるまでには至りませんでした。
今日の朝散歩では、普段の水量に戻っていました。
ブラブラ散策していると、桜の木に カマキリ が居ました。
翅がまだ生えていないようなので、子供でしょうか。

【写真101】
何と言うカマキリか確認すると、「ウスバカマキリ」のようです。
前脚基節の内側に黒紋を持っていて、それで識別できるとのことです。
下の写真を見てください、前脚基節の内側に濃い緑色の斑点が確認できます。

【写真102】
黒紋ではなく濃い緑色ですが、「ウスバカマキリ」に間違いなさそうです。
ほかのカマキリと比べると、どことなく清楚な雰囲気があるとのことですが、そのようですね。
土手には「イタドリ」がたくさん生えています。
最初名前を知りませんでしたが、探偵団のお仲間に「イタドリ」と教えていただきました。
生薬として利用されていて利尿効果があるそうですね。
先日テレビを見ていました。尼さんの料理番組で「イタドリ」を料理していたのでびっくりしました。
昔は食用にしていたようですね。
その「イタドリ」にコガネムシの仲間が居ました。

【写真103】
「アオドウガネ」です、腹部端には長い毛がはえています。
川の中を覗くと、「カワウ」が潜って魚を探していました。
獲物が居なかったようで、水面に出てきてストレッチ風に羽を広げました。

【写真104】
今まで何度か紹介しましたが、この地区は遊水地化工事真っ最中です。
川をしゅんせつして護岸を新しく作り直しています。
川はくねくねまがっていて、曲がっている内側に土砂が溜まって洲ができます。
そこに植物の種が落ちて草が生えます。
そこに生き物が集まって川に潤いをもたらします。
「カワウ」を見たところは 200m ほど直線の川です。
ですから、川の潤い的なものは何もなく、ただ単に水が流れているだけといった場所です。
何時も散歩のときは、一寸覗き込むだけで通り過ぎます。
覗いたときに「カワウ」が居ましたが、こんな場所には魚もいないんじゃないかな。
そう思いながら先に進むと、直線の護岸の上に何か小さなゴミが引っかかってました。
下の写真の赤丸です。まったく色気のない護岸ですね。

【写真105】
そのまま通り過ぎるところでしたが、何か気になってカメラを向けて確認しました。
ファインダーを覗いてピントを合わせると、あれっ、あっ、カニだ~~。
あわててシャッターを押しました。

【写真106】
何でこんな無味乾燥なところにカニが居るんだ。
昨日の大雨で、どこかから流されてきたのかな。
「モクズガニ」ではないかと思いますが、どうでしょうか。
今日出会った「ミスジマイマイ」はこの一頭だけでした。

【写真107】
川の護岸の裏側に、大雨の時にあふれた水を受け止め、雨が終わった時たまった水を川に戻すための口があります。
まだ遊水地化の工事中の為、そこが小さな池状態になっています。
その池のコンクリートに小さなゴミが乗っかっていました。
かなり遠いいのでゴミに見えましたが、先ほどのカニの件がありますからカメラで覗いてみました。
あららららっ、ゴミじゃなかった、「ミシシッピーアカミミガメ」じゃないですか。

【写真108】
以前にも「ミシシッピーアカミミガメ」を一匹見つけましたが、いよいよ占拠され始めたのかもしれませんね。
かなり遠くに「アオサギ」を見つけました。

【写真109】
「クマバチ」が居ました。
撮ろうとしましたが、なかなか撮らせてくれません。
粘りましたが、こんなのしか撮れませんでした。

【写真110】
護岸の内側を遊水地化するために掘り起こしています。
部分的に掘ったところに、昨日の大雨で広めの池状態になっています。
そこに「カルガモ」が優雅に泳いでいました。
何だか一幅の絵ような感じがして、思わずカメラを向けてシャッターを押しました。

【写真111】
何だかよい雰囲気でしょう。
今日は七夕ですね。
この曇り空じゃ、織姫と彦星の年に一度の逢瀬を鑑賞できませんね。
秋山 孝

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