今朝の川散歩です。
相変わらず暑いですね。川風があれば気持ち良いんですけど、あまりありません。
今田遊水地にはいくつかの葦原の島があります。
夏は水草の「ヒシ」が一面に広がっています。
そんな中、今年は突然、蓮の葉が生えてきました。
【写真101】
今田管理センターの職員の方もびっくりしてました。
誰かが根や種を放り投げたのか、何かの加減で自然に生えてきたのかどうしたんでしょうね。
蓮の葉が広がってきたので、花が咲くのを楽しみにしていました。
蓮を見回していると、蕾を発見。
【写真102】
蕾にズームイン。
あらま、蕾の下にイトトンボが居ます。
【写真103】
「ベニイトトンボ」?何イトトンボでしょうか。
見まわしましたが、蕾はこの一つだけでした。
蓮の花が咲くのが楽しみですね。
ここにくちばしの元が黄色い「スズメ」の幼鳥がたくさんいます。
【写真104】
今日も「コチドリ」の若が居ました。
左下にある白い物は、ウンチです。
【写真105】
鳥が飛んできて、葦原の島の向こう側に降りました。
一瞬でしたが、「アオサギ」のような印象がありました。
でも、何かちょっと違うような、サイズも小さめのような、何だろうなと思いました。
思いながら下流方向に歩いていると、遠くで一面の水草から飛び上がって犬走に降りた鳥が目に入りました。
この辺で見かけないシルエットだったので、何だろうとカメラを向けました。
一瞬、「ゴイサギ」の幼鳥が首を伸ばしているのかなと思いました。
カメラの液晶で確認すると、「ササゴイ」の幼鳥のような気がします。
【写真106】
えっ、「ササゴイ」の幼鳥。ここで見るのは初めてです。
そうか、さっき降り立ったのは「ササゴイ」だったんだ。
急いで犬走を見ると、いつの間にか居なくなっています。
残念、どこに行ったんだ。周りを見回したが居ません。
ふと振り返ると、上流方向に飛んでいく姿が目に入りました。
居た、急いでカメラを向けました。
【写真107】
飛んでいく先を見ていると、先の方の犬走に降り立ちました。
急いで上流方向に移動しました。
そして下をのぞき込むと「カワセミ」が目に入りました。
【写真108】
「カワセミ」なんかにかまっていてはいけません、急がねば。
覗き込むともう少し先に居ます。
そこに移動して覗き込むと居ました。
まさに「ササゴイ」の幼鳥です。
【写真109】
あっ、また飛ばれてしまいました。
再び下流方向に飛んで行って犬走に降りました。
遠いいけど、とりあえずシャッターを押しました。
【写真110】
カメラの液晶で確認しているうちに飛んだようで、見失ってしまいました。残念。
でも、ここで「ササゴイ」に会えて満足満足。
葦原の向こう側で2羽が争う声が一瞬聞こえました。
何だろうと葦原越しに覗き込んでいると「バン」でした。
【写真111】
暑い暑い、体がベチョベチョです。
そろそろ引き上げましょう。
今日は「ササゴイ」に会えたので、ルンルン気分で帰れます。
秋山 孝
——コメント——
一年目でこんな大きな株になるハスにびっくりですが(暑さが効いたのでしょうか?)、ササゴイがいるなんてすごいですね〜どうして幼鳥が?繁殖があったってことですか?
By:misakotn
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一年目じゃないと思います。
最近私が想像しているのは、過去に豪雨で遊水地としての機能を果たしたことが何度かありました。
豪雨で境川が増水し、水が越流堤を超えて遊水地の中に入ってきて境川の増水を抑えます。その時に上流のどこかにあった蓮が千切れて、それが流れてきて越流堤を超えて遊水地に入って定着した。こんなことではないかと想像してます。
どこから来たんでしょうね「ササゴイ」の幼鳥。
境川遊水地(下飯田遊水地、俣野遊水地、今田遊水地)では今まで「ササゴイ」の観察記録が無いようです。
ですから、どこかから飛んできたんだと思います。
成鳥でなく幼鳥と言うのも不思議ですね。
相模川の河口付近に居るような話も聞きます。
以前今田遊水地上空に「ミサゴ」が現れたことがあります。ここでも紹介しました。
「ミサゴ」は相模川河口に居るので、そこから来た可能性があります。
「ササゴイ」も、もしかしたら相模川河口からかも。
秋山 孝
By:湘爺
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そういうことですか?ササゴイはどこかに旅行した時に都市公園の暗い池でじっと動かずにいるのを見た経験が2度ほどあります。
By:misakotn
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