観察会報告 植物 

二か月ぶりの観察会は、途中から雨になってしまいましたが、
皆さん少々の雨はものともせず。
久々の顔合わせに会話も弾んで、いつも通り、和気あいあい。
目に入る、鳥 虫 花。 あれもこれも楽しみながら、のんびり歩きました。

花や実の見られた植物
アレチヌスビトハギ、アレチウリ、ワルナスビ、ガガイモ、オオイヌタデ、イヌタデ、クズ、セイバンモロコシ、ツユクサ、カナムグラ、タコノアシ、コシロネ、ヤブマメ、スズメウリ、アレチハナガサ、コムラサキ(実)、シロバナサクラタデ、ヒロハホウキギク、ヤブガラシ、キンエノコロ、アメリカキンゴジカ、オオニシキソウ、ノゲシ、ムラサキツメクサ、アメリカタカサブロウ、シンテッポウユリ、コニシキソウ、ヒメジョオン、ノコンギク、オオアレチノギク、ヒメムカシヨモギ、カタバミ、セイヨウタンポポ、ヌスビトハギ、ミズヒキ、ハシカグサ、イヌガラシ、イヌホオズキ、サンゴジュ(実)、アキノノゲシ、ハキダメギク、コセンダングサ、アメリカサンダングサ、ノブドウ、ホソバヒメミソハギ、オモダカ、コナギ、ニラ、ヒレタゴボウ、ジュズダマ、マルバルコウ、キクイモ、エノキグサ、ホナガイヌビユ、サンカクイ、など

写真を撮ったものから、いくつか。
城址公園斜面林の下で毎年咲く、ハシカグサ

秋の田んぼの花をいくつか。
休耕田状態になった所に、例年になくたくさん出ていた、ホソバヒメミソハギ

つい最近咲きはじめた、コナギ。

どこの田んぼにもたくさんある、アメリカタカサブロウ。
タカサブロウとは種子の翼で区別するのですが、
この辺りはほぼアメリカタカサブロウ、と言われています。

遊水地でアメリカキンゴジカが咲いていました。
珍しいものではないのですが、遊水地で見るのは初めて。

咲いているとなかなか綺麗な、アレチヌスビトハギ。

木道脇のシロバナサクラタデがだいぶ咲いてきて、

ノブドウがわずかに色づいていました。

虫をひとつ。 集合前、裏門公園のフエンスにトビナナフシが居ました。
ニホントビナナフシ。 小さな羽がありますが、飛べないそうです。

コメント

  1. tomy より:

    シンテッポウユリとタカサゴユリについて、ちょっと確認してみました。

    神奈川県植物誌では、
    シンテッポウユリはタカサゴユリとテッポウユリの交配によって作り出され、種子によって繁殖。
    一代交配だけでなく、様々な戻り交雑の系統が作り出され、逸出している。

    別のネットの検索では、
    花弁の後ろ側に赤紫が入るものはタカサゴユリの可能性もあるが、
    交雑を繰り返す中で、タカサゴユリと区別のつかないものもあり、
    染色体や遺伝子検査を行わないと、区別は難しい、とありました。

    神奈川県植物誌では、この種の逸出しているものは、シンテッポウユリとして分布記載されていて、タカサゴユリは分布の記載がありません。
    観察会で見られたユリ、見た目の感じはタカサゴユリなのですが、観察会報告はシンテッポウユリとさせてもらいました。

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