さしもの夏もやっと終わりでしょうか。川名緑地の夏をふり返ってみました。
7月末日、汗を拭いながらウバユリを見たくて新林公園の山路を少し上がりました。やや緑がかった白いウバユリが凛として咲いていました。(7/31)
園庭のササの葉が綴られています。
覗くとコチャバネセセリらしき幼虫がいました。(7/31)
8月に入って、8日の谷戸です。谷戸奥の池の傍らにひっそりいたのはコミスジです。
奥谷戸のセイタカアワダチソウの葉にシュレーゲルアオガエルがシエスタの趣き。このカエルは初夏に美しい合唱を聴かせてくれるものの、近づくとピタリと音の止む警戒的なのにこの無防備。
その奥谷戸の高さ70,80cmの草薮で何匹かアゲハの幼虫が目に入りました。よくよく見るとセリの葉や茎を齧っていたのでキアゲハの幼虫ですね。
8月21日の谷戸です。蝶はヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリが登場してきました。これからしばらくの間たくさん見られるでしょう。本谷戸湿地にキタテハ、草地にはルリタテハです。
午後4時ごろになると、斜面の、今が盛りのクサギの花に黒いアゲハたちがやって来ました。かろうじてモンキアゲハはその白い紋でわかるのですが・・・
7月に谷戸内の草刈りが行なわれて、きれいさっぱりした空き地は今やクサギの稚樹の群生です。
その柔らかい葉を数匹の大きなスズメガ幼虫が旺盛に食べていました。さしづめ、食べ放題クサギレストランです。7cmくらいのシモフリスズメの幼虫。接写したら、そのままの格好でしばらく固まってしまいました。ゴメンね、です。
顔と思える頭頂の画像を見て、眼は?と思いました。左右にある小さい小さい個眼(6個だそう)は光を感じるだけかしら?イモムシはひたすら食べて大きくなることに特化した体なんでしょうか。
以上、夏の川名緑地から、でした。
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