8月24日の朝、用事があって散歩に出かけるのがずいぶん遅くんなりました。
そのため、久しぶりに近めの引地川湘南台地区を散歩しました。
以前は、朝の散歩は引地川の湘南台地区を散歩してました。
引地川沿いに水田地帯がありましたが、遊水地化するため放置されて一面が野原状態で素晴らしかった。
でも、いよいよ遊水地化工事が始まり、土は掘り返され殺伐とした風景になりました。
遊水地化工事と合わせて川の土手が整備され、自然に満ちた川が、いつの間にかコンクリート川に変身してしまいました。
こんな殺伐とした状況になり、鳥や生き物が住みづらくなり見かけなくなってしまいました。
それで、朝の散歩を今田遊水地に切り替えました。
今朝行ってみると、遊水地化工事が中断していました。
中断してからずいぶん経つようで、殺伐とした砂漠状態だったのが、一面雑草が生えて野原になっていました。
どうしたんでしょうね。コロナが関係しているのかな。
ま、とにかくのんびり散歩しましょう。
あっ、「アサギマダラ」が居ました。
人が近くに寄っても逃げません。
近くで見ると、結構大きいですね。
丁度そこに保育園の団体が通りかかりました。
「あっ、ちょうちょだ」とにぎやかになりました。
カメムシの幼虫が居ました。
家に帰って調べたら、「キマダラカメムシ」の幼虫でした。
このカメムシは1970年代に長崎県で発見された外来種で、台湾原産と考えられているようです。
遊水地予定地の上を横断道が走ってます。
懐かしい思いを思いながらその橋脚を眺めました。
あっ、「チョウゲンボウ」だ。
帰ってきてくれたんだ。
遊水地化工事が始まる前は、「チョウゲンボウ」がこの橋脚を休憩場所としてよく利用してました。
その様子を、ふじさわ自然通信で何度も紹介しました。
でも、遊水地化工事が始まり、人やトラックに重機が走り回りだしたら、さすがに「チョウゲンボウ」も居たたまれずどこかに移動してしまい、見かけなくなりました。
遊水地化工事が中断して月日も立ち雑草が生えそろって野原になったからでしょうか、「チョウゲンボウ」が戻ってきました。お帰りなさい。
あっ、飛び出した。
野原に降り立ちました。狩りのようです。
野原から飛び出しました。
狩りは失敗だったようで、足に何もつかんでいません。
このまま住み着いてくれると良いんですが、工事が再開したら、またどこかに移動しちゃうでしょうね。
何となく、普段カメラをあまり向けない「キジバト」を撮りました。
「カワウ」が羽干しをしていました。
先ほど紹介したように緑豊かな川でしたが、コンクリート川となり緑が無くなってしまいました。
「カワウ」が居るところも緑が無いでしょう。
「カワウ」が一羽だけだと思っていたら、もう一羽居ました。
なぜか棒を咥えています。
すると、羽干しを交代しました。
カップルかな。
「クマバチ」が居ました。
さて、そろそろUターンして戻りましょう。
遠くから先ほどの橋脚を見ると「チョウゲンボウ」がまだ居ました。
再び橋脚の近くに来ました。
写真を撮ろうとカメラに目をやって、橋脚を見ると居ません。
あれっ、狩りに飛び出したのかな。
待っていると、戻ってきました。
足に何かを持っています。
狩りに成功したようです。
食べ始めました。
位置を変えて撮りました。
捕まえたのはバッタのようです。
また会おうと言って、その場を離れました。
「ジャコウアゲハ」のようです。
さて、そろそろ引き上げましょう。
たまたま久しぶりに行った引地川で、お馴染みの「チョウゲンボウ」に逢えるとは思ってもいませんでした。
ラッキー。
秋山 孝
コメント
チョウゲンボウじっくり拝見させていただきました。羽がきれいですし、なんといっても目が可愛いですね💕表情豊か!ありがとうございました。ただ獲物がバッタでは‥何だか気の毒。
可愛い目ですよね。
獲物はバッタですが、結構大きなバッタなんですよ。
拡大した写真を見てください。
秋山 孝
チョウゲンボウ、一目見て初々しい若ものに見えましたが・・どうですか?
そうですね、立ち姿が凛々しい青年の雰囲気ですよね。
秋山 孝
これはクロアゲハじゃないかな。誰かヘルプ。
体の側面と顔に赤みが無いので、「ジャコウアゲハ」のメスだとばかり思ってました。
調べてみると、メスは黒と言うより黄灰色のようで、「ジャコウアゲハ」ではなさそうでした。
kazunaritt さんのおっしゃるように「クロアゲハ」のようですね。
ご指摘ありがとうございました。
秋山 孝