雨の観察会になりました。
1輪、2輪の花をやっと見つけて、「あった~!」と、
まるで宝探しのようだった1月と比べると、花数は少し増えました。
でも、路傍の花はまだまだ少しです。今年は寒いんですね。
それでも早春の樹の花は2月の声とともに咲き出して、春を告げてくれています。
花や実の見られた植物
ウメ、マンサク、ハンノキ、カワヤナギ、ホトケノザ、コハコベ、ナズナ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、セイヨウタンポポ、ジュズダマ(実)、オオオナモミ(実)、マンリョウ(実)など
すぐに雨が降り出してしまったので、写真は、朝、集合場所へ向かいながら、撮ったものです。
親水公園の対岸で満開だった紅梅
やはり対岸に、黄色く見えていたマンサク。(花弁が長くて数も多いのでシナマンサクかな、
という気がしますが、)
遊水地のハンノキ
木道脇のカワヤナギ 真っ先に芽吹くヤナギです。
遊水地の土手にあった、たくさん実を残していたオオオナモミ。
たくさん出るのですが、刈られてしまって、なかなか実ができるところまでいきません。
1月には見なかった、タネツケバナ
コメント
マンサクとシナマンサク、ちょっと確認してみました。
山渓の図鑑では、花の時期が、マンサクは、3月~4月、シナマンサクは、1月~3月。シナマンサクは、花の時期に、枯れた葉が残っている事が多い、
とありました。
それでいくと、2月に枯れ葉をつけたまま咲いているのは、シナマンサク、ということになります。
親水公園で咲いていたのは、シナマンサクですね。
どちらも、一つの花は、細長い花弁が4枚で、それが集って咲いている。
マンサクは、集まっている花の数が数個なので、地味な感じ。
シナマンサクは、たくさん集まっているので、華やかな感じ。
植栽されているのは、シナマンサクが多いようです。
調べてみるまでは、シナマンサクは、花弁がたくさん、と思っていましたが、花の集まり具合の違いだったんですね。
城址公園に、だいぶ後に咲いてくる、地味なマンサクがあるのですが、それが本来のマンサクかな、と思います。