辻堂海岸 ミユビシギ ほか

昨日9時過ぎに久しぶりに海岸へ。そろそろシギ類が見られる時期ですが、
この時間では何も居ないかな、と思いつつ浜へ降りると、
波打ち際にミユビシギが居て、嬉しくなりました。
3羽だけでしたが、今季初見でした。
手前の1羽は夏羽色がだいぶ残っています。

海は沖合から白波が立って、ちょっと荒れ模様。

イワダレソウの花はどうかな、と見に行きました。 花はパラパラ。
今年は株数が少なく、そのうちに消えてしまうかも知れない、という感じでした。

もう少しまとまって見られるのでは、と期待して、今朝は、日の出前に行ってみました。
道すがら、チンチンチンチンと妙にせわしない、カネタタキ。 区切りながら鳴くオカメコオロギ、ピョロロロロン、と、エンマコオロギのきれいな声も聞こえてきてニッコリ。
毎年この時期、早朝に海岸へ向かう途中で、秋の鳴く虫の声を初聞きします。
浜へ出ると、まだ日の出前なのに、入道雲がニョッキリと出て、赤く染まっていました。

うっすら赤い帯状の雲がたなびく中に、富士山がシルエットになってくっきり。

浜には、ちょっとばらけて30羽ほどのミユビシギが動いていました。



せっせとエサ取りをしていますが、小さな物のようで、
たいていは、クチバシをせわしなく出し入れする動きが見えるだけです。
そんな中、1羽がいきなり仲間から離れて、ずんずん遠ざかっていきました。
あら、と思って見ると、口にしっかり魚をくわえていました。
いつもは並んで餌採りをしているのに、こういう時は誰かに取られないように、一気に離れるんだ、と思って、ちょっと可笑しくなりました。

ちょっと落としては、また咥え直し、ずんずん近づいてきました。

何か、嬉しそうな顔。

寄せ波と寄せ波の合間の、大忙しの水浴びも見せてくれました。

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