昨年秋、庭のレモンの木にいた幼虫を室内の飼育箱に保護し、10月15日蛹になって越冬したクロアゲハ。昨日の朝、蛹の色が黒くなり、午後4時半過ぎに無事羽化しました。
先日はキアゲハが羽化したので、これで越冬蛹はいなくなり、これからは新生蝶が産卵した幼虫たちを待ちます。自然界で卵から成蝶になれる確率はよい条件に恵まれても1~2%程度で、大型のアゲハ類の幼虫は更に低いとのこと。昨年は保護を先延ばししていたキアゲハの幼虫20匹が、アシナガバチの肉団子にされ残念に思いました。そろそろ今年も忙しくなりそうです。
今朝、無事にクロアゲハはひらりと南へ飛んで行きましたが、♀だったのでまた里帰りしてくれるのを楽しみにしたいと思います。
クロアゲハの羽化は初めて見ましたが、ほとんど振動することなくするりと羽化し、蝶も大人しく指先に止まったままレモンの木に移動しました。また会えたら嬉しいです(^-^) 観察記録でした。
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