トノサマバッタ初見とセスジスズメ飼育記録

今朝は今年始めて引地川親水公園で、トノサマバッタに会いました。

昨年9月25日に「庭の大切な植木の葉を食べているでかい虫がいる」とご近所さんから連絡が。すぐ駆けつけ保護したのがセスジスズメの終齢幼虫でした。最初蛇かと思ったとのこと。確かに太さ1㎝以上あり、長さは8.5㎝ありました。以前飼っていたスズムシの容器が空いており、土も入っていたのでそれを飼育箱に。
食草は庭に生えているヤブガラシを入れ、モリモリ食べて大きな糞をして9月30日には蛹になりました。それから一冬越して昨日の夜、羽化しセスジスズメという蛾になりました。
先日9日の観察会でもセスジスズメを紹介しましたので、覚えてくださった方もおられるか知れませんね。今の時期仲間はたくさんいるのではと思います。お腹を見ても男の子か女の子かわかりませんが、今朝元気に飛び出して行きました。無事に羽化できてよかったです。

今年初めて目にした、トノサマバッタ

飛んで葉に止まり、かじっているようです トノサマバッタは年に2回発生し、1化目は6月、2化目は9月頃成虫になるそうです

ここからはスズメガ科 セスジスズメの記録です。

1) 9月25日セスジスズメの終齢幼虫を保護しました 体の横には眼状紋がずらりと並び、お尻の方にアンテナが立ったような尾角があります

2)  ヤブガラシの葉を食べて大きな糞をしています 左側がお尻で尾角が見えます

3)9月27日 食べなくなり隅っこに丸まって、蛹室(ようしつ)作り開始です

4) 9月30日 蛹室を作り蛹になりました 上からは全く見えず、横から少し中の様子がわかりました このままの状態で年越ししました

5)昨日の夜、羽化していました 写真は今朝撮りました

6)蛹室になっていた覆いを取って見ると

7)蛹の抜け殻がありました

8)早朝、飼育箱から出しました 最初は羽音を立てて室内を飛んでいました

9) 外の世界へ羽ばたいて行きました 無事仲間に出会えますように

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